2016 Best Or Worst by Dorian

CULTURE  2016.12.18  FNMNL編集部

いよいよ2016年も残す所、12月を残すのみ。今年も様々な作品の話題や、トピック、ムーブメントが起きては過ぎ去り、慌ただしい日々を過ごしていたという人も多いはず。そんな2016年をFNMNLなりに振り返る企画「2016 Best or Worst』。様々なジャンルで活躍する方々に、今年の個人的なベストもしくはワースト、もしくは両方をあげてもらった。オールインワン・グルーヴマシンを駆使したライヴ、アーバン・ダンス・ミュージックで高い人気をほこるDorianの2016年ベスト。

2016 Best by Dorian

初めての海外旅行

コメント

7/25〜8/3の間、パリ、ロンドン、バルセロナの順に3つの都市へ行ってきました。
何しろ初めての事でしたので、完全におのぼりさん的視点でザックリといいつつ長いですが振り返ってみました。お時間を持て余している方はどうぞ。

最初に到着したパリ。
ほとんどが歴史的建造物の様な建物で街並みが構成されていてとても美しかったです。

Paris

数百年単位で問題なくそこにあるのは、それと同時に街自体がほぼ形を変えずにその間そこに存在しているという事なのだろうと感慨に耽りました。
パリが特別という訳ではなくヨーロッパは石造りの建物が多く基本的にこういった傾向なのでしょうが、最初に感じた印象はこれ。

東京はいたるところで工事をしていないところを見たことがありません。
以前ここがどんな場所だったのか簡単に思い出せない場所ばかりです。

滞在したホテルの近くで昼食をとろうと、店頭のメニューを見ておいしそうだったので何となくたまたま入った小さなレストランが凄くおいしかったです。

何料理なのか把握しないまま入ったのですがレバノン料理でした。
野菜と肉のバランスがとてもよく見た目もとてもきれいなのです。
僕は中東料理というとトルコのケバブなどがぱっと思い浮かびますが、簡単に言うとそれをひとつの大き目のプレート上に解体、拡大解釈、洗練されたようなものでした。

街のいたるところにこういう店が多く目に付き歴史的背景も垣間見れ興味深かったです。
あと、コンビニで売っていたカマンベールチーズが非常においしくてびっくりしました、多分日本でも普通に買えるものだとは思いますが。
それから、特に日照時間の長い地域や季節特有の事であるとは思うのですが
公園などで日が暮れるまでの時間を(この時は完全に暗くなるのは21時過ぎくらいでした)、お酒など飲みながら会話やゲームなどしながら大勢の人が思い思いのんびりと過ごすそんな光景が魅力的に感じました。

Paris

都会ではあるけれども落ち着いた雰囲気で品もあり、かつのんびりしていてとてもとても過ごしやすく良い街でした。

ユーロスターでフランスの田園風景を眺めながらロンドンへ。
まずすごく寒かった、夏なのに。それが最初の印象。
たまたまそういうタイミングで来てしまっただけですが。。

London
テートモダン美術館にいってきました。
美術には相当疎い人間ですがかなり楽しめました。
1900年以降の作品を中心に展示してある発電所だった建物を改築した巨大な美術館で、じっくり全てを見て回るには一日かけても足りない作品数でした。
こういった場所が国立で入場無料で運営されており、敷居も低く身近にこういった場所があるのは多くの人があらゆる事に新鮮で独特のアイデアを持てる理由のひとつだろうと思いました。

IMG_1141

これといった目的もなく悶々と生活している中で、影響を受けて何かを作り出す人が出てくるというきっかけにもなりやすいものだとも思いました。
僕は一つ一つの作品について細かく言語化できる感性は少ないですが、なんとなく一日中こういう場所で過ごすだけでもいつも使わない脳みそを刺激されますし
それぞれ見ていて心地よいとか苦手だとか不思議だとか単純に感じるだけでも面白いものです。
ナイトクラブも行きました、ひとつはOld Streetという駅の近くのXOYOというクラブでこの日のパーティーはメインフロアはDJ ONEMANやBOKBOKなど、サブフロアは誰かわからなかったですがレゲエやヒップホップを主軸にその他諸々硬くない丸い感じの雰囲気でプレイしていました。半分以上の時間サブフロアにいた気がします。

Dorian客層はそこまで音楽というか出演者に深く興味があるわけではない人が半分前後だったように感じました、割と皆とりあえず来てみたという雰囲気でしたがとても楽しそうでした。お酒をのんで会話に熱中しているタイプの人はあまり見かけず、皆ダンスに夢中な空気でした。

もうひとつはElephant & Castleという駅の近くの高架下にあるCorsica Studiosというクラブにいきました。この日はFuture TimesとMood Hutによるパーティーで基本的にハウスや少しディスコ風味な夜でした。
ざっと100人前後は踊れそうなフロアが2つあり自分としてはちょうど良いと感じる規模で音もこちらのほうが好みでこの日は2.3時間で帰る予定が結局朝まで遊んでしまいました。
全体的に派手な展開は無いものの中の上くらいのテンションをキープしつつ時折珍妙な時間を挟み込んで好みで、フロアが2つあるけれどもどちらもメインフロアという雰囲気で満足に楽しめました。
こちらの客層は音楽好きの敏感な若者が主に集っている雰囲気でした。
それから、インドカレーがかなりおいしかったです。個人的に日本で今まで食べたことのあるインドカレーとは味はかなり異なっていました。
遊びは楽しいですし、欲しくなるものもいっぱいある、刺激を受けるものも沢山、とても楽しい街でした。

最後はバルセロナへ。
ヒースロー空港からVuelingという航空会社の便に乗り向かったのですが
個人的にラテン系の乗務員さんが濃い目のグレーのスカートに白いシャツで黄色地に薄いグレーのラインが2本入ったスカーフの組み合わせの制服で、それがとてもオシャレに感じました。写真を撮り忘れてしまったのが残念です。
バルセロナへ到着し見渡す限り文字はスペイン語で一見しただけでは訳がわからず遠いところまで来たとひしひしと実感しました。
空港から宿まではタクシーで向かったのですが、こちらはろくに英語もわからず、ましてやスペイン語など挨拶すら調べなければわからない始末、運転手さんも英語がわからない方でした。
地図に指をさし片言英語にジェスチャーを交えてやり取りをしましたが、ロンドンでの英語のやり取りよりも何となく何を言おうとしているのかわかる気がしたのが面白かったです。
バルセロナの郊外、地中海の目の前のとても親切なホストの素敵な部屋へ宿泊させていただき、もうそれだけでも満足。もちろんビーチへ繰り出しすのですが、まず様々なものの色彩感覚が自分に染み付いているものとは確実に違うと実感しました。空の質感や海の色も全ての色がきれいなのですが、いわゆる南国的なそれともまた違うものでまずそれに圧倒されました。

Dorian

ビーチは混雑はしておらずゆっくり過ごす人達がそれなりにいる程度。ゴミ箱はないのですがごみひとつ落ちていない砂浜でとてもきれいでした。砂浜には公園の遊具があったり、一定の間隔でしっかりとしたレストランが点在していて独特な雰囲気。浜辺のレストランのテラスで陽気なご主人が取り分けてくれる地元の料理は格別でした。

Dorian

気持ちが良すぎて浜辺で寝すぎてしまい日が暮れ始め海には入れずでしたが、それもまた良いなと思える場所でした。
サグラダ・ファミリア、グエル公園 などの観光も。サグラダ・ファミリアは壮大なスケールの上、全体的に細かい彫刻が施され各部がとにかく細かく一つとして同じ箇所がないのは圧巻でした。

DorianDorian内部も電気はなくステンドグラスのみ、時間によって差し込む光の色が変わる仕組みになっていてうっとり。
グエル公園は正に色彩都市といった趣で自然とも調和しているおかしな世界に来てしまったかのよう。眺望も素晴らしく街全体とその向こうの海までを見渡せるここが分譲住宅だったというのだから驚きです。結局住んだのは作った本人だけだったようですが。

Dorian

人の雰囲気は温かく、目に映るものはとてもきれい、海が近いこともあり食べ物はどれもとてもおいしい。この三つの中で老後を過ごすならここかな。

拙い作文のようなものにお付き合いいただきありがとうございました。

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