SoundCloudが権利関係が明確ではないDJミックスを全て消去する?

リスナー用の定額制サービスSoundCloud Goをローンチさせ、メジャー3社とも契約を結んだことで新しいステージに踏み出したSoundCloudだが、今週月曜日にこれまでSoundCloudを担ってきたあるものを全て消すかもしれないという報道が出た。

SoundCloudは権利関係が明確になっていない全てのDJ Mixをそのプラットフォーム上から消去するプランを考えているという。もちろんSoundCloudのユーザーの主要な層を担ってきたのがDJだというのは明確である。そしてDJは自身の制作した楽曲はもちろんライブミックスなど多くのミックスをSoundCloud上にアップしている。だがその中のいくつが権利関係を完璧にクリアーしてるものといえるだろうか。これまでも数多くの著名なDJやプロデューサーのアカウントを権利問題を理由に凍結してきたSoundCloudだけに、このプランが実行されれば容赦なしに該当のミックスは消去されそうだ。

ただしSoundCloud側はこの報道を即座に否定している。同社はBillboardに対して「この報道は全く真実ではない。全てのクリエイティビティーが生きることができる場所を作るのを使命としてSoundCloudはある。SoundCloudのクリエイターのコミュニティー、もちろんそこにはDJも含まれるは我々にとってとてつもなく重要なものだ」とコメントを出している。

Via Digital Music News

RELATED

Spotifyがインディーのアーティストが直接楽曲をアップロード出来る機能を追加

今まで、インディーのアーティストが自身の手で楽曲をアップロードするためのプラットフォームはSoundCloudとBandcampが主流だった。しかし今回、世界最大のストリーミングサービスSpotifyが、ディストリビューターなどを通さずに直接楽曲をアップロードできる機能を追加すると発表した。

米国上院議会が音楽プロデューサーにも印税が支払われる法案を可決

9/18に米国の上院議会は、音楽の著作権の改善とストリーミングの収益の分配を見直す法案を、満場一致で可決した。

Def Jamの重役がA&Rの意義について語る

若いミュージシャンがブレイクすることは過去に比べますます簡単になってきている。SNSやSoundCloudのようなサイトなど様々なプラットフォームを利用してインデペンデントな活動を行い、レーベルと契約をしないアーティストも増えてきているなか、レーベルのA&Rがスカウトをするというスタイルは廃れつつあるという意見もある。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。