【レビュー】Billie Eilish 『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』|感情を映し出すサブベース

先週末リリースされたBillie Eilishのアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、一貫して暗く重たい雰囲気を持ちながらもキャッチーさが存分に発揮された、まさに新世代ゴスクイーンBillie Eilishの持つ魅力を100パーセント感じることが出来る作品だった。

【メールインタビュー】YOSA & TAAR『MODERN DISCO TOURS』|ジャンルやシーンにとらわれない、ハッピーなダンスミュージック

渋谷SOUND MUSEUM VISIONで開催されているパーティ『MODERN DISCO』を主催するYOSAとTAARの二人が、YOSA & TAARとしてアルバム『MODERN DISCO TOURS』をリリースした。

【メールインタビュー】Clairo │ただ音楽が大好きなだけ

YouTubeで公開した"Pretty Girl”のMVをきっかけに注目を集め、昨年ファーストEP『diary 001』をリリースした1998年生まれのシンガーソングライターClairo。

Netflixオリジナル番組『キラー・マイクのきわどいニュース』で学ぶ、ぶっ飛んだアイデアと実践力

現在Netflixで配信されているドキュメンタリーシリーズ『キラー・マイクのきわどいニュース』をご存知だろうか?

夢の音楽フェスはなぜ大失敗してしまったのか | Netflixのドキュメンタリー『FYRE/夢に終わった史上最高のパーティー』が解き明かすその実態

2017年に開催され、史上最悪の大失敗に終わった音楽フェス『Fyre Festival』の実態を追ったドキュメンタリー『FYRE/夢に終わった史上最高のパーティー』がNetflixにて配信されている。

【レビュー】Earl Sweatshirt 『Some Rap Songs』 | 自分だけのための言葉

Earl Sweatshirtが先月末にリリースしたアルバム『Some Rap Songs』は、内省的な作風で知られる彼のキャリアの中でも特に重苦しい作品だった。アブストラクトなビートやボソボソと低く呟くようなラップなどの要素は前2作とも共通するものだが、『Some Rap Songs』は異様とも言えるような雰囲気に満ちている。

【コラム】Clairo | ポップを拡張する

インディーポップSSWのClairoが、LAのショップ/ビデオグラファー/レーベルYours TrulyとAdidas Originalsのコラボレーション企画『#songsfromscratch』に登場した。先日7月31日に公開された動画には、同世代のアーティストCucoとの楽曲制作の風景が収められている。

【コラム】ラップと新しいエモーションの季節

先日衝撃的な死を遂げたXXXTentacionを筆頭に、現在アメリカのヒップホップシーンの中で大きなカテゴリーとなっている「エモラップ」。「オルタナティブヒップホップ」と呼称されることもあるこのジャンルの特長は、トラップビートとグランジやエモのようなオルタナティブロックに影響されたサウンド、そして内省的かつ鬱屈した心情を吐き出すかのようなリリックである。
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