Post Maloneが「リアルでさえあれば歌は上手くなくていい」と語る

ジャンルの垣根を超えた音楽で不動の人気を築いたラッパーPost Malone。自身のボーカルをフィーチャーした楽曲を多く世に出している彼が、歌についての持論を語っている。

Geniusによると、GQのインタビューに応えたPost Maloneは歌について「上手に歌う必要はないんだ」と語っている。そして「とにかくリアルでいなきゃいけないんだ。David Byrneが言ってたように、上手ければ上手いほど、リスナーはs〜ティストのことを信じなくなる」と、往年のロックバンドTalking Headsのボーカルの言葉を引用している。

さらに自身の歌が下手であるという批判をしばしば受けることについて「俺の歌が酷いものであるとは思わない。俺はハードに練習しているんだ。でも、俺のことをみんなが好きにならなくてもいい、俺のことが好きじゃない人は沢山いる。でも、それでいいんだ。自分で自分のことを少しでも軽視すれば、それは長く続いてしまうんだよ」と語っている。

“Sunflower”や”Circles“など多くの楽曲でボーカルを披露し、いずれも大きなヒットを記録しているPost Malone。彼の歌は決して下手なものではないように思えるが、決してスキルばかりを追い求める必要はない、ということを彼は言いたいのだろう。

ラッパーは歌を歌うことについては未だに批判的な論調も存在するが、Post Maloneの言葉は多くの若いアーティストにも勇気を与えるものであるはずだ。

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