macOS Catalinaの導入に伴ってiTunesが公式に終了

10/9追記 読者の皆様からの指摘により、内容を一部修正いたしました。

これまで約20年間、多くの人に利用されてきたiTunesがついにサービスを終了した。以前から、iTunesに関してはサービスの終了がほのめかされていたが、今回Appleが月曜日に発表した新たなソフトウェアmacOS Catalinaの導入に伴い、正式に終了することになった。

TwitterではApple Supportがこのようなツイートを行っている。


このツイートによると、iTunesは無くなるもののApple TV、Apple Music、Podcastsというふうに3つのアプリケーションに分かれる形でライブラリ内で利用出来るそう。また、この新しいシステムは音楽や映画、またはダウンロードしたものを見つけやすくし、これまでiTunesを利用していたユーザーの不満を解消するとのこと。

ちなみにDJの方々はまだmacOS Catalinaへのアップデートを控えた方が良さそうだ。


どうやらソフトウェアをmacOS Catalinaにアップデートしてしまうと、iTunesが消去されてしまうのに加えiTunesに保存されていた曲が完全に消えてしまうのに加え、Serato DJやTraktor、Rekordboxを利用している人はXMLファイルを読み込まなくなってしまうらしい。

macOS Catalinaへのアップデートは無料だが、正直、もうしばらく様子を見た方が良いかもしれない。

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