マリファナ販売サイトが閉鎖中のアメリカ政府機関の職員に無料で医療用マリファナを提供

アメリカでは昨年末より現在に至るまで、トランプ大統領による政府の一部閉鎖が続けられている。その影響で政府の職員は一ヶ月近くの間無給での労働を強いられており、Cardi Bが抗議を行うなど様々な方面から批判の声が寄せられている。そんな中、日本では予想も出来ない方法で連邦政府職員をサポートしようとする者が現れた。

「ウィードのCraigslist」とも呼ばれるアメリカ最大のマリファナマーケットプレイスBudtrader.comが、閉鎖の影響を受けた政府職員に無料で医療用マリファナをプレゼントしようとしているという。The Hillが報じるところによると、政府の従業員に贈られる大麻は全て法律に準拠した物で違法性は一切無いものとのこと。BudTraderのCEOであるBrad McLaughlinは「連邦政府の職員が十分な愛やサポートを受けているとは思いません。大変な時期ですが、閉鎖の影響を受けた職員全員に医療用大麻を寄付したいと思います」との声明を発表している。

また、Budtrader.comのFacebookページには「政府の閉鎖によって医療用マリファナを買えない職員の方に、苦痛を和らげるためカリフォルニアの成人の使用規則および規制に従った合法的限度額を寄付します。寄付は内密に行われます。全ての政府職員、コミュニティ、そしてアメリカ合衆国に祝福を」という文章が綴られている。

日本においてこのような形での寄付を行うことは未だに考えられないが、マリファナの合法化が進んだアメリカにおいてはマリファナを通じて人々をサポートし、愛を示すような行為も当然なのかもしれない。無給での労働という苦難と闘っているアメリカ政府職員が、マリファナを吸ってリラックスすることが出来れば何よりだろう。

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