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引退宣言を行ったLil Uzi Vertがレーベルとの契約問題を抱えていることをほのめかす
先週末、突如として「活動を終了する」との宣言を行ったLil Uzi Vert。予告されていたアルバム『Eternal Atake』を心待ちにしていたファンにとっては衝撃的な発言だったが、引退を望む理由はレーベルとの契約問題だったのかもしれない。
先週土曜日、Lil Uzi Vertは自身のInstagramにて一本の動画をアップロード。
彼はそこで、自身が所属するレーベルAtlanticとの間に問題が生じていることを明らかにした。「俺は作品を出そうとしてるんだよ。“New Patek”をドロップしたし、あれはリークされなかった。何か出したい。これが俺の人生なんだ。俺にできることは、音楽を作ってみんなの反応を座って待つだけだ。俺が音楽を出したくないって思うか?」と語る彼は、『Eternal Atake』をリリースする意志はあるものの何らかの事情でそれが実現出来ないことを仄めかしている。
さらに、「ストリートでは紙にサインして契約する必要もなかった。あいつらは卑怯だからな。どうやってあんな物にサインすればいいんだよ?俺は自分の力で上がってきたんだ」という言葉からは、彼が現在抱えている問題はレーベルとの間に発生したものであるということが窺える。
以前Lil Uzi Vertとビーフを繰り広げたRich The Kidなど、所属レーベルとの間に問題を抱えるラッパーは多く存在している。自身の作品を思い通りにコントロール出来ない状況にストレスを感じているらしいLil Uzi Vertだが、どうか引退せずに契約問題を乗り越えて『Eternal Atake』をリリースして欲しいものだ。