Chance The RapperがSoundCloudを救うために立ち上がる

経営危機が伝えられているSoundCloudを救うために、またもやChance The Rapperが立ち上がった。

これまでも地元シカゴの公立学校を守るために、多額の寄付を行ったりと様々な社会的貢献を果たしてきたChance The Rapperが、危機に瀕している音楽プラットフォームのために動き始めた。

Chanceは7/14にSoundCloudのCEOであるAlex Ljungと話し合ったとTwitterで報告、「SoundCloudはこのままだよ」ととりあえずの危機は去ったことを明かす。

その前日にChanceは「SoundCloudの件で動いている」とも言っていた。

いつも通りの素早い行動力だが、ChanceとLjungとの間でどのような話し合いがもたれたのかはわかっていないが、SoundCloudもTwitterで、「SoundCloudにアップされた曲も、私たちもどこにもいかない」と閉鎖の噂について否定した。

そしてさらにChanceはSoundCloudに人を呼び寄せるためだろうか、Young Thugとのコラボ曲"Big B's"をSoundCloudのみで公開した。

常にパーソナルな範囲内で、できることをし続けるChanceのアイディアと行動力は素晴らしいものがある。

RELATED

Chance The Rapperが『ホームアローン』のリブートバージョンを企画中と明かす

Chance The Rapperが先日人気TV番組『The Tonight Show』にリモート出演し、そこで現在計画中のある企画について明かした。

SoundCloudがファンのサポートが直接アーティストの収益に反映される「Fan-Powered Royalties」システムを導入

インデペンデントなアーティストにとっての大きな課題は、自身の音源からいかにして収益を得るかという点だろう。もちろん現在は様々なサービスにより以前と比べ音源の収益化は容易となっているが、依然としてアーティストに還元される金額の割合が少ないのもまた事実。そんな中、SoundCloudが新たな収益モデル...

Chance The Rapperと裁判中の元マネージャーが『The Big Day』を「質の低いフリースタイルアルバム」と酷評

昨年リリースのアルバム『The Big Day』以来まとまった作品をリリースしていないChance The Rapper。彼の人気を不動のものとした2016年のミックステープ『Coloring Book』と比べやや賛否両論の評価を受けた同作だが、現在彼と裁判中である元マネージャーが『The Big Day』を酷評し話題を呼んでいる。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。