Logicがライブに来ていた12歳のファンをステージに上げラップさせる

Logicが現在開催中のEverybody’s Tourで、奇跡的なコラボレーションが起こった。とはいっても超有名ラッパーが登場したわけではなく、12歳のファンとのものだ。

7/8にあったソルトレークシティーでのライブの最後にLogicは、1stアルバムに収録されている"Gang Related"をパフォーマンス。その動画が下のものだ。

順調にパフォーマンスを続けていたLogicは1分50秒のところで、パフォーマンスをやめ、1人のファンに話しかけている。そのファンに対し、Logicはステージに上がってくるよう伝えた。その事実にとても興奮しながらステージにあがってきたファンは12歳の女の子だ。Logicは彼女と一緒にパフォーマンスをすると話し、「セカンドバースは歌える?」と聞くと、彼女は「もちろん、さあやろう」と力強い返答。

彼女は少しは詰まってしまう箇所はあるが、テクニカルなLogicのバースを完遂し、観客も大盛り上がりとなっている。

RELATED

【コラム】最後のLogic入門

ラッパーの価値は、どうやって測ればいいのだろう? アルバムの売上、ヴィデオの再生回数、ツアーの規模とチケットの売上、アワードの成績。これらはほかのジャンルとも共通する、わかりやすい指標だ。ヒップホップがストリート・カルチャーである以上、ビーフの勝敗や話題性、ファッションをふくめたライフスタイルへの波及など、数値化しづらいファクターも多い。リリシストとしていかに優れているかも、もちろん重要。これは、実生活でどれくらい引用されるかが目安になり、さしずめオバマ元大統領に会見で引用されたJay-Zあたりが、ひとつの頂点だろう。

ラストアルバムをもって引退したLogicが「有名になってからが一番辛い時だった」と自身のキャリアを振り返る

先日、ラストアルバム『No Pressure』のリリースをもってラッパーとしての活動を終了すると発表したLogic。そんな彼が、これまでのキャリアをインタビューの中で振り返っている。

ラストアルバム『No Pressure』をリリースしたLogicがヒップホップとの別れと感謝を涙ながらに語る

先日、ラストアルバム『No Pressure』をもってラッパーとしてのキャリアを引退すると発表し話題を呼んだLogic。ファンからは引退を惜しむ声が寄せられているが、今回、『No Pressure』をいよいよリリースしたLogicがヒップホップとの別れを語っている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。