マーティン・スコセッシが再びを手がけるボクシング映画『ビニー/信じる男』の予告編公開

超人的なカムバックを目指したボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサの実話を、ボクシング映画の金字塔『レイジング・ブル』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で知られる巨匠マーティン・スコセッシが製作・総指揮を務める映画『ビニー/信じる男』の予告編が公開された。

『ビニー/信じる男』(原題:Bleed For This)は、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーが脚本・監督、さらに『アメリカン・ビューティー』『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンがプロデューサーを務め、『セッション』のマイルズ・テラーが徹底した役作りでビニー・パジェンサ役を演じる。

世界チャンピオンに輝き、全てを手に入れたビニー・パジェンサが、その栄光もつかの間交通事故で首を骨折する大怪我を負う。「いつまた戦える?」と尋ねるビニーに、主治医は「歩けるかどうかも分からない」と答え、トレーナーのケビンも「リング以外の人生を」と声をかける。どん底に立たされたビニーだったが、自分のボクシング人生を諦めることなく、ハローブレース(頚椎骨折、脊椎損傷など重度の患者がつける装具)をつけたまま、「俺はまだやれる」と、耐え難い激痛を抱え過酷なトレーニングを続ける。家族はもちろん、ケビンも、「ビニー、よせ。どうかしてるぞ」と猛反対するが、いつしか命がけのカムバックを目指す彼の姿に自然と心動かされ、協力しはじめる。「お前の意地を見せてみろ!お前の生き様を!お前の真価を!!」と、ケビンの支えがあり、ついに復活のリングに立つビニー。

 

『ビニー/信じる男』は2017年5月に公開される。

Info

監督・脚本:ベン・ヤンガー「マネー・ゲーム」製作総指揮:マーティン・スコセッシ「沈黙サイレンス」
出演:マイルズ・テラー「セッション」、アーロン・エッカート「ハドソン川の奇跡」、ケイティ・セイガル「ピッチ・パーフェクト2」、キアラン・ハインズ「沈黙サイレンス」、テッド・レヴィン「シャッターアイランド」
提供:ファントム・フィルム/KADOKAWA 配給:ファントム・フィルム 宣伝協力:ブリッジヘッド
原題:BLEED FOR THIS/2016年/アメリカ/英語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/117分/日本語字幕:林完治
TOHOシネマズ・シャンテ他にて5月全国公開予定
公式サイト:http://vinny-movie.com

RELATED

映画『RHEINGOLD ラインゴールド』の公開を記念してシネマート新宿で「青春ヒップホップ」映画特集上映が決定

ドイツの映画監督ファティ・アキン監督の最新作『RHEINGOLD ラインゴールド』が、3/29(金)に劇場公開される。

映画『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』の上映を記念してSpotify O-EASTで入場無料の試写イベントが開催 | KID FRESINO、澤部渡がDJで出演、髙城晶平と松永良平によるトークショーも

Talking Headsの伝説的なライブ映画『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』の劇場公開を記念して、1/20(土)にSpotify O-EASTでオールナイト・オールスタンディング・入場無料の試写イベントが開催される。

クエンティン・タランティーノのデビュー作『レザボア・ドッグス』が30年ぶりにデジタルリマスター版として劇場公開

クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作で、斬新な構成と過激なバイオレンス描写で衝撃を与えた『レザボア・ドッグス』が、『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』として30年ぶりの正式公開が決定した。

MOST POPULAR

ヘイトスピーチや嫌がらせを発見した時にするべき4つのこと

公共の場で嫌がらせを受けている人を見つけた時はこのように行動しようというイラスト付きのリストを投稿され、多くの人にシェアされている。

テキサスで男性が鋼鉄のフェンスとセックスし逮捕

18日、米テキサス州の32歳の男が鋼鉄のフェンスと性行為を行い、告訴された。法廷に現れず、現在逃亡中とのこと。

ヴェネチアのビエンナーレに出展された「世界東京化計画」とは?世界の有名都市が東京に変化する映像作品

6つの都市が「東京のようなアーバンランドスケープになってしまったら?」というテーマ制作された「世界東京化計画」というビデオ作品はヴェネチア・アーキテクチャー・ビエンナーレで展示されている。