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Kanye WestのYeezyが新型コロナウイルスの影響を受け200万ドル以上の融資を受けたことが判明
先日はGAPとのコラボレーションが発表されるなど好調な様子を見せているKanye WestのブランドYeezy。新型コロナウイルスの世界的なパンデミックによりファッションブランドを含む多くの企業が経済的な打撃を受ける中、Yeezyが経営を維持するために多額の融資を受けていたことが報じられている。
Complexによると、今週月曜日にアメリカの中小企業庁(SBA)がパンデミックによって引き起こされた経営難によって従業員を解雇する必要が無いよう中小企業を保護する給与保護プログラムを通じ、Yeezyに200万ドル(約2億1500万円)以上の融資を行なったことを発表。こちらの融資は適切なコストのために使用されている場合返済を免除されるが、フルタイムでの仕事を中止した場合、もしくは給与の25%をカットする場合免除が取り消されるという仕組みになっている。
Yeezyが融資を受けたことはSBAが融資を申請した企業のリストを公開したことによって明らかになった。このリストは本来機密とされる予定だったが、民主党議員数人の要請によりプロセスの透明性を担保する目的で開示が行われたという。
またSBAの見解によると、今回の融資によってYeezyの従業員106人の雇用が守られる結果となったそうだ。
Travis Scottとのコラボ曲“Wash Us In The Blood”をリリースし話題をさらった後に、かねてより意欲を示していた大統領選への出馬を本格的に表明し世界を騒然とさせたKanye West。その一方で、自身のブランドの運営は適切に行っている側面が窺えるニュースであった。