【インタビュー】SANTAWORLDVIEW 『I'M THE ONE』 | トレンド、SNS、言葉のエネルギー
あえてスルーするにせよ、取り入れるにせよ、トレンドに対してどのような意識を持つかは、ヒップホップというカルチャーの創造性の要である。
SANTAWORLDVIEWは現在23歳、横浜出身のラッパーだ。彼はUSのヒップホップのトレンドを素早く取り入れることでその表現を磨いてきた。日本でサウス・フロリダのビート、ラップをいち早く取り入れて独自のスタイルを作ったのも彼とその仲間たちだった。そして、ビートメイカーのKoshyと共に取り組んだセカンド・アルバム『I'M THE ONE』では、デトロイトのヒップホップのサウンドにも挑戦している。
彼の才能のひとつはその瞬発力とスピード感にあるものの、しかし言うまでもなく、SANTAWORLDVIEWはトレンドをただフォローするだけで名を馳せてきたわけではない。「Hiphopは哲学、問う戦争、貧困の意味」("Comfortable" /2020年1月リリースのファースト・アルバム『SINTERKLASS』収録)というリリックに象徴されるような硬派な一面もある。
そしてSANTAWORLDVIEWは、ファースト・アルバムを発表してからの2年のあいだに様々な経験をして音楽や表現についての考えも変化させてきたようだ。アルバムの話はもちろん、創作への向き合い方、トレンド、SNSなどいろんなトピックについて語ってくれた。
取材・構成 : 二木信
- 今回はビートメイカーのKoshyさんと作り上げたわけですが、彼との出会いから語ってもらえますか。
SANTAWORLDVIEW - 俺が仲良くしているMARZYくんの家に遊びに行ったときに、一緒に住んでいたKoshyくんと会ったのが最初です。その流れで、後日Koshyくんが送ってきてくれたビートを聴いたらめちゃめちゃ良くて。それで、セッションするようになってアルバムの完成に至りましたね。俺自身いろいろ模索している時期で、1枚のアルバムをいろんなビートメイカーと作るよりも、同じビートメイカーと作り上げたかったのはあります。そんな俺とKoshyくんのヴァイブスが同じベクトルだったし、そこに共感しましたね。何日か泊まりでセッションしたときがあったんですよ。そのとき、俺がまだ寝ている朝7時ぐらいにKoshyくんが仕事に出かけたかと思うと、昼ぐらいに帰ってきてすぐにビートを作っていたんです。その根性とエネルギーも見ていっしょにアルバムを作れると確信しましたね。
- Koshyさんはビートのヴァリエーションが豊富ですし、最初のMVが公開された"DMT"はデトロイトのヒップホップを取り入れたサウンドですね。
SANTAWORLDVIEW - デトロイトのシーンを俺はまったく追っていなくて、Koshyくんがこのビートを持って来たんです。スタジオで「このビートでラップしてみてよ」ってムチャ振りしてきて(笑)、最初は「BPM222って何これ? どう乗るん?」って戸惑いましたね。でも「SANTAなら行けるっしょ。いつも通りラップしなよ」と言ってくれたから、模索しながらクリアできた。
- こうしたデトロイトのヒップホップを自分も最近真剣に聴きはじめたばかりなんですけど、Koshyさんにはどんなラッパーやビートメイカーをおすすめされましたか? Sada Babyはすごいカッコいいなと。
SANTAWORLDVIEW - まさに俺もSada Babyを教えてもらいましたね。"DMT"はビートを聴いて歌詞を書いているときはあのオートチューンが入っていない状態のラップをイメージしていたんです。それが、マイクでオートチューンを通したときに「これはめっちゃいい!」ってなって、最初のイメージを崩した結果、ああいう曲ができた。自分でも予期せぬフロウやスタイルができた化学反応曲ですね。今回はそうやって課題をクリアしていく制作でした。"DMT"以外でも、5、6、7曲目ができたときは、自分のキャリアにとって重要な曲になるという手ごたえがありました。Koshyくんはいろんな音楽を聴いている人で、俺の幅を広げてくれましたね。
- その7曲目の"I DO"ではOnly Uとも制作していますね。
SANTAWORLDVIEW - Onlyは保土ヶ谷で、俺が本牧なんで、まず地元が近い。これまでもセッションはしていたんですけど、ちゃんと作った曲を発表するは初めてです。先にONLYと作っていた曲を仕上げて、"I DO"に取り掛かって、OnlyがフックをREC(録音)して、タカシっていうミックスが上手くて超早いスーパー・エンジニアが5分ぐらいでミックスしてあのフックができた。それから俺は30分ぐらいでヴァースを書いて一気に仕上げましたね。あの曲はぶち上がってできた曲です。そういうぶち上がる感覚は制作において大切だし、それを求めて音楽をやっているのはあります。
- そういうスピード感は現代的ですし、SANTAさんは流行やトレンドのサウンドに敏感でもありますよね。初期はサウス・フロリダを日本でいち早く解釈していましたよね。いまはどうですか?
SANTAWORLDVIEW - 流行やトレンドの音楽をわかっていないで作ると、新しい作品を出したときに古臭く感じられるものになってしまうんです。それは良くないし、いまの日本のヒップホップのリスナーはトレンドをわかっている人が増えてきたし、そういう意味でレベルも上がってきていると思います。だから、流行はわかっていないといけない。だけど、いまはアーティストもたくさんいるから追うのも大変で。しかも、流行のなかに自分の好きな音楽が眠っているとは限らないし、仕事的にディグをやり過ぎて何が良くて、何がカッコいいのかわからなくなった時期もあった。それで、あえて、ラップをはじめたときに俺が好きだったKendrick LamarやScHoolboy Q、Flatbush Zombiesを聴いて自分の軸を戻したり、中心を思い出したりしていましたね。
- 先ほど語っていた模索というのは、そういうことですか?
SANTAWORLDVIEW - そうそう、そういう意味ですね。自分のスタイルについて考えるのもそうだし、音楽性をもっと鍛えるにはどうしたらいいのかを考えていろんな制作のやり方を試しましたね。いっしょに仕事をする人たちだったり、曲の書き方だったり、RECの仕方だったり。今回とのKoshy君との制作でもいろいろ試して、自分らしさを残しつつ、新しいことにも挑戦して、変化しなかった部分と変化した部分を上手く融合できました。それは予期せぬ結果でした。
- 昨年、DJ BULLSETさんと『In The Neighborhood』を出しました。一緒に制作したきっかけは?
SANTAWORLDVIEW - 2019年に「ラップスタア誕生」に出て負けたあとにファーストEP『What Just Happened?』を出したタイミングで大阪に呼ばれたんです。そこで、Monyくん(MonyHorse)やYoung Cocoくん、Jin Doggくん、そしてBULLくんたちと会って、彼らの音楽にたいする姿勢に食らいましたね。ここにいたらいろいろ学べそうだと感じて。ライヴもあったし、1ヵ月に2回ぐらいは大阪に行くようにして制作もしていくうちに、BULLくんに「いっしょにEPを作りましょう」と言ってもらえて。
- 大阪のHIBRID ENTERTAINMENTのみんなから何を学べると感じたんですか?
SANTAWORLDVIEW - 大阪にいるときは、Cocoくんといっしょに起きて、筋トレして、飯食って、朝からスタジオに行って、気づいたらもう夕方か夜だ、みたいな合宿のような生活をしていたんですけど、そうやってずっと音楽に向き合ってやり続ける姿勢とかチャレンジ精神ですよね。今回のアルバムの"SAVAGE MODE"のビートはKoshyくんとCocoくんがいっしょに作っていますし、そういうラッパーの枠をこえて音楽をやっている姿も良いですよね。"CHASE"でラップしてくれているLYTOくんとも大阪で会って、"WEE COUGH"っていう曲を出しました。関東と関西のノリの違いも見せつけられましたね。1日1回は人を笑わせないとこの人らは死ぬんか!?っていうぐらい笑いが絶えなくて。そういう和気あいあいとしたアットホームな感じも良くて、イベントがあれば仲間がみんな集まる。大阪の遊びやすさもありますし、解放的でしたね。もちろん、HIBRID自体の素晴らしさもあります。
- DJ BULLSETとの"FLAME"のようないわゆるブーム・バップと呼ばれるビートでやるときと、"DMT"のようなビートでやるときでは、見せる表情がだいぶ違いますよね。
SANTAWORLDVIEW - オールドスクールとまでは言わないですけど、元々ヤミー(YamieZimmer)がそういうテイストを感じさせるビートを作るビートメイカーですよね。あいつ自身ドクター・ドレーからヒップホップに入っているし、俺もブーム・バップが大好きです。ヒップホップの大元でもあるし、力強いですよね。最近のスタイルのビートでやるときと比べると、歌詞の量が増えるし、ブーム・バップでラップすることは自分と向き合う行為ですね。
- その感覚は面白いですね。
SANTAWORLDVIEW - 自分がブームバップでラップした曲を聴くと、自分が焚きつけられますね。
- "POSSIBLE"(ISSUGI, SANTAWORLDVIEW, SPARTA/(Prod. by GRADIS NICE & DJ SCRATCH NICE))という曲もブーム・バップですよね。
SANTAWORLDVIEW - 対照的なビートがふたつ送られてきて、3人とも同じビートを選んで。PV撮影のときにISSUGIさんと対面して、「SANTAくん、あのビートを選んでくれてありがとう!」って言われときは嬉しかったですね。ちょっと気になったのは、"FLAME"についてのコメントとかでも「こっちの路線もいいじゃん」的なコメントがあったことですね。「いや、ヤミーがビートを作った俺のファーストはだいぶそっちの路線だぞ」と。俺のリスナーが俺のファーストをちゃんと聴いてくれているのかな?という疑問を持った時期でもありました。
- ファーストの『SINTERKLASS』(2020年)は言葉が硬派で、世の中に伝えたいことがたくさんあると感じる作品ですね。「ヒップホップは哲学と戦争、貧困の意味」("Comfortable")というリリックがあったりします。それぐらいの時期に「hiphopや音楽には力がある」という熱いツイートもしていました。
SANTAWORLDVIEW - ヤミーのビートにはそういう言葉が合いますし、いろいろ考えている時期で、それをまとめ上げたかったのかなと思います。『What just happened?』を出して以降、自分の表現者としての質を上げたかったし、濃いことを言いたかったんです。"BOUNCE"がバズッたけれど、「このノリでラップを続けるわけにはいかん!」という気持ちがあったんです(笑)。
- そうだったんですね。
SANTAWORLDVIEW - みんなに「いいね!」って言われて結果もついてきたけれど、だからこそ、ちゃんとした大人にもわからせるような音楽を作りたくて。知的好奇心も出てきて、哲学や精神の話に興味を持ちはじめた時期でもあったから。
- FNMNLの以前のインタヴューでニーチェを読んでいるという話もしていましたね。
SANTAWORLDVIEW - それから2年が経ってそういう熱はだいぶ落ち着きましたけど、陰謀論にはだいぶ振り回されました(笑)。
- ははは。でも、いまそういう客観性があるということは、それほど振り回されてないとも言えますよね。
SANTAWORLDVIEW - まあ、そうですよね。いま考えると、ファーストの頃は、「音楽で何かを変えなきゃ!」と焦って悩んでいましたね。「でも、そういうことじゃない。音楽をしなきゃ」と考えるようになりました。自分ひとりの力は限られているから、外の世界のことを突き詰めすぎても良くないな、と。いまは何が真実かわからないというのが正直な気持ちですけど、そういう過程で自分が成長できたとは感じています。
- ファースト・アルバムを出したころがちょうど全世界的にコロナが広まった時期ぐらいですか?
SANTAWORLDVIEW - そうですね。ファースト・アルバムが出た1ヵ月後ぐらいにそういう状態になって、ツアーもワンマンもなくなった。それでコロナ期間中は制作に集中しようと30万ぐらいはたいて機材を買いました。パソコンとスピーカーと、マイクとスタンド、オーディオインターフェースとかキーボードをそろえて、プリプロができる環境を整えた。「POSSIBLE」のヴァースも自宅でRECしましたね。
- 当たり前ですけど、録音環境は音楽そのものにダイレクトに影響するわけですから、表現活動においてかなり大きな変化と言えますよね。
SANTAWORLDVIEW - ホントそうですね。制作環境はめちゃくちゃ大事で、同じスタジオばかりで作っていると煮詰まるときがあります。歌詞が出てこないとかもある。だから、たまに場所を変えるのもすごく大事ですね。
- ビートを聴いてリリックを書くのか、リリックが先にあって、ビートにハメるのか、どっちですか?
SANTAWORLDVIEW - ビートです。ビートを聴く前に書いた歌詞をビートにハメるのはやったことがないです。俺のラップは言葉を置くことよりもフロウが先ですし、音に呑み込まれるラップのスタイルだと思っています。ケンドリックの「DNA」の最後の部分はRECしたラップがあって、ビートをあとでハメていったとヤミーから教えてもらったんですけど、そういう制作方法もやってみたい気持ちはあります。今回はビートを聴いて、リリックを書く前にフリースタイルしたものをもとにして仕上げていった曲もありますね。
- いろんな制作の方法を試したということですね。
SANTAWORLDVIEW - 俺がオートチューンを使いはじめたときに、「SANTAは前の方が良かった」「オートチューンはやめてくれ」とか言ってくるファンがいたんですよ。マジでしつこいぐらい長文でDMを送ってくる、俺の活動初期からライヴを観てくれたり、音源を聴いてくれたりしているガチのファンです(笑)。でも、その同じファンが今回の新作をちゃんと聴いてくれて「SANTAのやりたいことがわかったよ」というコメントをくれた。俺のことをめちゃめちゃディスってきていたのに、「このままやりたいことをやってくれ」って180度意見を変えてきた。だから、変わらない部分と変わっている部分をちゃんと融合できたのが今回のセカンドだと思いますね。
- それはいい話ですね。SNSでダイレクトで連絡が来るということですよね?
SANTAWORLDVIEW - はい、そうです。でも、返したりはしていないですけどね。
- それで思い出しましたが、今日質問したかったのが、SNSのことなんです。インスタもTwitterもある時期からほとんどやらなくなりましたよね。Twitterはほぼ告知・宣伝用にしか使っていないですし、それはなぜですか?
SANTAWORLDVIEW - おおおー、その質問、これまでインタヴューで受けたなかでいちばんいい質問です(笑)。単純に関心がなくなってしまったんですけど、自分がなぜSNSに関心がなくなったかについてはめちゃ興味がありますね。フォロワーが増えて、投稿することで自分の考えが多くの人に見られることを意識して、何かを感じるようになってしまったのかもしれないです。パパッと何かを発信してすぐにバズッたりする世の中じゃないですか。だけど、俺は変なツイートとかでひょいっとバズッたりしたくないんです。「沈黙は金」じゃないですけど、そういう考えはあります。
- Twitterは積極的にやりたくない、ということですね。
SANTAWORLDVIEW - いや、その一方で、動かさないといけないかな、とは思うんです。
- そうだったんですね(笑)。じゃあ、やりたいとは思っている、と。
SANTAWORLDVIEW - でも、俺がやろうとすると、炎上しそうなことを言いそうになるんですよ。それでぎりぎりでキャンセルを押して、投稿せずにめちゃ下書きが溜まっていく(笑)。自分の発言が人を不快にさせてしまうのではないかとか考えると、なかなかできないですね。
- それは正常な判断だと思いますよ。
SANTAWORLDVIEW - でも、リスナーやファンは俺が何を考えているかも知りたいじゃないですか。だから、SNSをもっと面白くするのは課題だとは思っています。俺は日常からおちゃらけているし、その日常の面白さを作品以外のところで見せたいとは考えるけれど、上手い見せ方がわからないんですよ。
- 人前に出るアーティストとはいえ、SNSには向き不向きがありますよね。
SANTAWORLDVIEW - この前<不眠遊戯ライオン>に行ったんです。友だちが乗ったタクシーを待つためにお店のビルの前にいたら、反対車線でフリースタイルしたり、スケボーしたりしている若い集団が見えたんです。しかも、だいぶ熱気がある。それで、ガードレールを飛び越えて向かって声をかけたんです。「俺もフリースタイルしていい?」って。そしたら、「いいですよ」って言うから参加したんです。ただ、俺はそのとき帽子を深く被っていたから気づかれていなくて、ラップを始めると同時に帽子を取ったら、「おおーー! SANTAだー!!」って盛り上がって、動画を撮り出して、もちろんその動画がSNSにアップされるわけですよ。そういう突発的な動きやそれがSNSにアップされるのは大事だなと感じた出来事だった。彼らは17、18歳ぐらいですかね。超若かったし、俺の昔を思い出したし、いいなあって。
- そういうのはSNSのいい面ですよね。
SANTAWORLDVIEW - だけど、SNSやネットを見ていると情報に惑わされるし、何が本当かもわからないし、そこについて悩むのはイヤじゃないですか。SNSを見る時間そのものが確実に減ってはいます。いま23歳ですけど、もっと若いころは、SNSを見て「何これ!?すげー!」ってすぐに信じていたけれど、これは一種の洗脳だなと思うようになって。しかも、単純に人のツイートを見て時間をつぶすのも意味ねえなって思いますよね。俺は愚痴も嫌いだし、人を妬むことをやめてから変わることができたから、「俺がやるべきことをやろうぜ!」って感じです。強く願ってラップした言葉が必ず返ってくるように、悪い言葉も絶対に返ってくる。だから、言葉にするとそれぐらいのエネルギーが出るし、そういうラップや言葉の力は信じていますね。
Info
アーティスト:SANTAWORLDVIEW
タイトル:I’M THE ONE
レーベル:1% | ONEPERCENT
2022年3月10日(木) Digital Release
配信URL : https://linkco.re/2haR1fhn
トラックリスト:
01 REQUIEM (Prod. Koshy)
02 FAMOUS feat. Leon Fanourakis (Prod. Koshy)
03 DMT (Prod. Koshy)
04 INSANE (Prod. Koshy)
05 I’M THE ONE (Prod. Koshy)
06 TRAPUSSY (Prod. Koshy)
07 I DO feat. Only U (Prod. Koshy & AWSM.)
08 SAMURAI (Prod. Koshy & 10pm new message)
09 DOOR OF TRUTH (Prod. Koshy)
10 SAVAGE MODE (Prod. Koshy & youngsavagecoco)
11 SUU KUU feat. Leon Fanourakis (Prod. Koshy)
12 CHASE feat. LYTO (Prod. Koshy & AWSM.)
Recorded, Mixed & Mastered by tks
Artwork by cherry chill will. & hicmhicm
Artist photo by cherry chill will.
SANTAWORLDVIEW
“I’M THE ONE” TOUR FINAL
DATE: 6月4日 (土)
未成年入場可
GUESTS: Leon Fanourakis, LYTO, MonyHorse, Only U, Tyson (A to Z)
OPENING ACT: YamieZimmer & Friends (Andylit, Donatello, Henny K, J. October, 大神)
PLACE: HARLEM, SHIBUYA
OPEN: 17:00
START: 18:00
TICKET INFORMATION
https://eplus.jp/santaworldview/