【インタビュー】Spikey John | 心に刺さるものを作る
ヒップホップシーンから活動をスタートし、活躍の場所をポップフィールドにも広げているSpikey Johnが今年のSPACE SHOWER MUSIC AWARD 2022のBEST VIDEO DIRECTORを受賞した。Spikey Johnのミュージックビデオといえば、鮮烈なデビューとなったJP THE WAVYの"Cho Wavy De Gomenne"をはじめ、Mall Boyzの"Higher"や舐達麻の"100MILLIONS(REMIX)"、藤井 風の"もうええわ"など、そのアーティストにとっての記憶すべきミュージックビデオになっていることが多い。
今回のSPACE SHOWER MUSIC AWARDの受賞記念インタビューでは、彼がどのようなことを考えてミュージックビデオを撮っているのかなどを代表的な作品について訊きながら語ってもらった。
取材・構成 : 和田哲郎
撮影 : 横山純
- このインタビューはSPACE SHOWER MUSIC AWARD 2022のBEST VIDEO DIRECTORの受賞インタビューになります。改めて受賞の感想はいかがですか?
Spikey John - 嬉しいですね。ありがとうございます。「やっとこういうのをゲットしたな」って感じですかね。
- 2021年は個人的にどういう年でしたか?
Spikey John - いつも通り普通にやったって感じですかね。
- 特にコロナの影響とかは感じなかった?
Spikey John - 私生活で店早く閉まっちゃって遊べないなっていうのはありましたけど、撮影とかで検温とかも慣れちゃったので、あまり関係ないかなって。
- 映像に興味を持ったきっかけを改めて教えてもらってもいいですか?
Spikey John - 高校の時にスマホを親に買ってもらって、暇だったから動画を撮る遊びをしてたら楽しくて、それを続けた感じですね。
- ミュージックビデオを自分で撮ってみようと思ったのは?
Spikey John - 映像系の大学に行って色々勉強しようと思ったんですけど、なんか楽しくないというか、高校の時にやってた感覚じゃ無いなと思って。俺は音楽好きだし、自分で切り開くしか無いなと思ったのがきっかけです。自分でアーティストに連絡して、そこからMVをっていう感じです。
- 高校の時の感覚っていうのは、自分でどんどん学んで知識を吸収していったりすることですかね?
Spikey John - そうですね。やっぱり学校にいると先生とかから「もっとこうした方がいいよ」みたいに言われるんだけど、「それ違うな」って感じることが多かったんです。高校の時は観客のことも意識してないし、本当に自分が好きかどうかで一番ピュアに作品を作れてた。今も考えることがあるんですけど、その感覚でやりたかったっていうのはあるかもしれないです。
- なるほど。今はもちろん初期より予算とかも増えて出来ることも多くなっていると思いますけど、根本ではそういう自分の感覚的な部分を信じてるっていうのは変わらないって感じですか?
Spikey John - そうですね。そこが物を作る中で一番大事なことというか。「考えて作ったものって意味があるのか」っていうか。
- そういう意味で言うと、Spikeyさんにとってミュージックビデオは自分の感覚を一番表現出来るものなんでしょうか?もしくはもっと別のものとして捉えているんでしょうか?
Spikey John - 声がかかるからミュージックビデオをやってるっていうのが近いのかな。普通に「ミュージックビデオだから」というのはあんまり意識していないというか。
- 音楽を映像化することの楽しさや難しさはどういう部分だと思いますか?
Spikey John - その考えを持っていなくて。そもそも映像って音楽ありきのものというか。それは映画もそうだし。MVは音楽があって映像をあてていく、映画は映像があって音楽をあてていく。その最初のスタートが違うだけで、結局はどっちかが寄り添うっていう。だからMVで俺が意識してるのは、音楽に出来るだけ寄り添う。そういう感じですかね。あんまり難しいとかじゃないです。
- 楽しいでもない?もっと自然なものということでしょうか。
Spikey John - 自然にやることが楽しいって感じですかね。「こういうことをやったら売れるっしょ」とか、それを意識したら楽しくない。
- なるほど。それも最初から変わってない?
Spikey John - そうですね。でもブレることは何回もあったし、世の中の人はみんなそういう風に作ってないなと感じてて、「あれ、俺間違ってるのかな?」と思う時期も毎年ありますね。
- それは具体的にどういう状況になった時に感じるんですか?
Spikey John - 世の中に今溢れてるミュージックビデオ以外の音楽とか映像、エンタメとかの作品を観てても、「あ、こういうのが評価されてしまうんだ」とか。そういうのを観てると「あれ、俺がやってたことの方が間違ってるのかな」って本当に思うし。そういう時は本当にブレちゃいますね。
- そういうブレた状態からどうやって気持ちを戻していくんでしょうか?
Spikey John - 去年は結構自分の中に篭った時期があるんですけど、木村太一さんと一回飲んだ時期に「周りの人がやってるんだから頑張れよ」みたいな。そこでちょっと「頑張んなきゃ」って思ったし、今まで芸術家とかは興味無くて見ていなかったんですけど、去年、岡本太郎の本を初めて読んだんですけど、そこで「あ、こういうことだよな」って。そこで間違っていなかったなっていう答え合わせが出来たというか。
- ちなみに、岡本太郎のどういう部分に納得出来たんですか?
Spikey John - 作品を作ることの意味というか。作品はやっぱりその人の人間性が表れるから、正直であれっていう。そういう部分は自分が日頃から考えていたことや意識していたことがそのまま書いてあったから。
- 最初にインタビューした時も言っていましたが、めちゃめちゃ映画が好きなわけでもないし、作る上で影響を受けた人もそんなにいないって言ってたじゃないですか。そこもずっと変わらない?
Spikey John - 自分のクリエイティブなことについて影響を受けた人を考えた時に、映画とかじゃなくて音楽やってる人から影響受けたなって。Chaki Zuluさんとか、今だったらDJ UPPERCUTさんとか、音楽プロデューサーの人から影響を受けてますね。
- なんで音楽プロデューサーに影響を受けるんだと思いますか?
Spikey John - 結局ミュージックビデオを作るのに必要なことはプロデュース能力というか。そのアーティストをどう見せればいいのかとか、20歳ぐらいの時に、Chakiさんがやってることはそういうことなんだって感じた。それは映画とかも一緒というか。作品を作る上で大事なことって、監督だったらそういうところを見てやらないといけないなと。自分のエゴとか「こういうの作りたい」じゃなくて、どう見せればその人が輝くかというか、いい感じに見えるかっていう。音楽プロデューサーはMVのことも考えてるし、リリック、ラップも全部総合的にどういう風にやっていったら世の中に受け入れられるかを考えているなと思いますね。
- そういう捉え方の部分を学んだ感じなんですね。
Spikey John - そうですね。その感覚は俺も普通に映像やってたら無かったと思うし、この感覚を持ってる映像監督はいないなっていうのは思います。「技術的なものを見せつけてやろう」って人がいっぱいいるなって感じっすね。
- 音楽プロデューサーだったらそのアーティストにはこういう個性があって、例えば凄くラップが上手いとか、そういうところに合わせて曲を作っていくじゃないですか。Spikeyさんの場合はアーティストのどういう部分を見ているんですか?
Spikey John - 俺も何百本も撮ったから正直な気持ちで作ってるものと作っていないものは分かるから、その曲を聴いて「この人曝け出してるな」と思ったら俺もそれに対して向かっていくし、「ちょっと着飾ってるな」っていうのが感じられる曲だったら俺もそういう風に行くし。向こうも着飾っててこっちも着飾ったら成立しないから、着飾ってるところを良く見せられるように撮る側は上手く調整する。そういうところは意識してますね。
- なるほど。その人自身が作品に対してどう向き合っているのかというところを。
Spikey John - そこが大事ですね。
- それは曲を聴いた瞬間に分かる?
Spikey John - そうですね。ラップとかでも声の感じとか歌詞で分かるというか。その人の背景が見えていなくても背景が感じられるものに対しては俺も正直に行こうかなって感じですね。
- やっぱり正直に曝け出してるものの方が作りやすいですか?
Spikey John - 作りやすいし、そうじゃなきゃいけないと思ってるというか。
- ちなみに、今回挙げて頂いたリストの中で、正直に曝け出してる方だなと思うアーティストさんは例えば誰だと思いますか?
Spikey John - 今回出した人はほぼみんな。あと、その人のどのタイミングかにもよるんですよ。一番最初のデビューアルバムとかはみんなピュアな気持ちが出てるけど、ちょっと売れて色んなものを手にしたらやっぱり考え方が変わったなとか感じるから。だからタイミングだとは思うんですけど。挙げた中だと藤井風、にしなはヒップホップ以外だったら「この人たちは自分の精神と向き合って作ってるな」って思います。後は挙げてないですけどKOHHとかは半端ねえなって感じですね。
- 去年手がけた中で特に印象的だったビデオが藤井 風さんの“きらり”とNulbarichの“TOKYO”になりますが、この2曲を挙げてもらったのはどういう理由ですか?
Spikey John - 2曲とも自分が経験してきたことを映像で表したというか。Nulbarichの“TOKYO”は地方出身の俺にしか見えない視点が描けたなと思います。“きらり”もそういう、今の作られた世界にみんないるけど、そういう世界が崩壊してきてるっていうのを描いてますね。崩れてるから早めに抜け出して、本質をもっと見た方がいいよっていう。そういうのがあったから“きらり”と”TOKYO"を挙げました。
- この2曲はこれまでのヒップボップのMVの作り方とはまた違うと思いました。もう少し普遍的なことも表現しなきゃいけない。ヒップホップって凄く強い「個」がいて、その人をちゃんと映し出すっていうのが命題だと思うんですけど、ポップミュージックはアーティスト本人だけじゃなくて周りの世界もちゃんと映し出さなきゃいけないのかなと思っていて。そういう部分はビデオを作る上で作り方の違いはありますか?
Spikey John - 自分が好きなものは一切無視というか。“きらり”は曲を聴いた時に「これは絶対に売れるし色んな人の心に刺さるんだろうな」っていうのを感じて。だったら俺もそういうのに向き合って作らなきゃいけないなと。カッコいいとかダサいとかを無視して心に刺さるものを作るっていうことを意識しました。ちゃんとピュアに作品を受け入れてくれる人のために作ったというか。真っ直ぐに見てほしいなって感じですね。
- ある意味Spikey Johnとして何がカッコいい何がダサいみたいなことを封印して向き合ったっていうことなんですね。
Spikey John - カッコつけたいとかは殆ど意識してないですね。本当にその作品に対して、たまたま藤井 風の“きらり”っていう曲がそうだったから俺もそういうものを作ったし、Nulbarichの“TOKYO”って曲の歌詞がそういうテーマだったからそういうものになっただけで、普段とやってることはよく考えたら変わらないというか。
- なるほど。「こういう作風がSpikey John」というよりは、それぞれの曲と向き合って出てきたものが自分の作品っていうことなんですね。“TOKYO”とかは結構登場人物も多いし、ちゃんとストーリーが繋がっていく感じがあるじゃないですか。ああいうのも曲を聴いて自然に浮かび上がってきた?
Spikey John - そうですね。曲を聴いて、上京してきたばかりの時の自分の気持ちだったり、普段歩いてて見る世界の「いいな」って思う瞬間を曲と合わせたというか。カメラマンを夢見てるやつとかが出てくるんですけど、そいつは結構自分に照らし合わせて。“TOKYO”は東京出身のやつがシーンを作るんじゃなくて、色んなところから集まってきた、外部から来た優秀なやつが東京を客観的に見て作り上げてるなと思ったから、そういう人たちだけにフォーカスした感じですね。
- 去年の曲じゃないんですけど、これまで作ったものの中で特に印象的だったものとしてWILYWNKAさんの“See You Later”を挙げてもらっていますが、これを挙げたのはどういう理由ですか?
Spikey John - これは2018年の作品なんですけど、今の俺には多分作れなくて。あの作品は当時の俺が一番ピュアに作ったというか。だから映像の中の登場人物のテンションもそうで。出てる人は全員友達だったというか、大阪と東京でタカ(WILYWNKA)やVIGORMANとかと離れてたけど、PVを通して仲良くなったりしてる時の感覚が今観たときに「このとき俺らこういう感じだったよね」っていうのを思い出せるから選びました。最後みんなで「イエー」ってやるんですけど、あの後にみんなで普通にクラブ行って馬鹿騒ぎして。思い出っていう感じですね。
- 一緒に挙げてもらってるShurkn Papの“Road Trip”とかMall Boyzの“Higher”とかも当時のノリというか。
Spikey John - そうですね。Shurknとかは結構気に入ってるっす。姫路の感じというか、カッコつけてない青春感が撮れたなっていう。
- “Higher”はどうですか?
Spikey John - “Higher”は青春的な感じよりはバイブス、勢いというか。Tohjiのサビのリリックで「誰も見たことの無い景色だけを見る」っていう、「ここから行くぜ」っていう気持ちの映像が出来た。そういう技術的な映像の小細工無しで、リップシンクだけで行くぜっていう。
- こう思うと、特にヒップホップももちろんそうだし、藤井 風さんの“きらり”とかにしても、そのアーティストにとっての結構決定的なミュージックビデオを多く撮ってると思うんですよ。JP THE WAVYさんの“Cho wavy de gomenne”もそうだと思うし、Mall Boyzの“Higher”とかShurkn Papの“Road Trip”もそういう曲じゃないですか。そういうMVを撮れるのはなんでだと思いますか?
Spikey John - お金じゃないところで動いてたから。名前がちょっと売れ出して「予算こんぐらいじゃやらないよ」ってやってたらこうなっていないというか。予算よりも曲を聴いたりとか、その人たちの熱い想いを仕事を受ける上で大事にしてたから、“Higher”とかもそんなに予算があったわけじゃないけど、それ以上のことを俺はやったし、そういうことを続けて行ったからたまたまそうなったって感じですね。
- さっき言ってたような作品との向き合い方でやるかどうか決めるっていうところもあったってことですね。
Spikey John - そうですね。正直なバイブスだったら俺はお金取らない感じでやりたい。
- さっきにしなさんのMVも凄く曝け出し系のものだと言っていましたが、このMVはどういう印象でしたか?
Spikey John - 撮影までにざっくりとした構成以外考えていなくて。最後に夜が開ける、希望を感じさせる表現をしたいなって思ってて、にしなさんって結構ポップカルチャーの人だけど背景は池袋っていう日本っぽく寂れたところにすることによって、あの子のピュアさが引き立つなと思って作りました。「ここはこういうシーンを撮る」っていうのを大事にするんじゃなくて、当日の思いつきを撮りまくって、朝日が出てくるところだけ考えていて。彼女自身もそういうパフォーマンスをしてくれたなって感じです。
- リップで映ってる橋の上のシーンが凄く印象的だったんですけど、例えば藤井 風さんの“もうええわ”とかも電車の下のところにいるシーンが凄く強かったり、やっぱり凄く印象的なカットが思い浮かぶなと思っていて。それも決め打ちで「ここは絶対こう」っていうよりは、撮影しながらやっていく方が自分の感覚的に近い?
Spikey John - 今仰っていただいた印象的なカットのところは決めてますね。池袋のその場所も、19歳とか20歳の駆け出しだったときに「この景色いいな」と思ったところだったし、“もうええわ”のところも他のMVでも何回も使ってて。「この場所だな結局」っていう。他のところで撮りたい、違い見せたいなと思っても、何かあの場所に引き寄せられるというか。それは普段歩いてても思うことだし。そういう印象的な部分は自分の中から出てきたものの一番しっくり来るところだったっていうか。
- 自分が通りかかって記憶してたりする場所が色々あるんですか?
Spikey John - そうですね。「ここ歩いたときはちょっと心動いたぞ」っていう。特に音楽聴きながら歩いてるときは音楽のおかげもあって動くというか。そういう心を動かしてくれる音楽を聴きながら歩くと「あ、ここいいな」って思えるし。
- 作品のことは結構訊けたと思うので、今興味がある人とか出来事などはありますか?
Spikey John - 車ですね。免許取って、車に乗ること。自分が好きな音楽流して、自分が好きなタイミングで夜とかに。電車とかタクシーとかが多かったんで、そういうエモさを人生で体験できてないというか。一人でドライブしたり、彼女とか友達連れたり。免許取ってテスラに乗りたいって感じですね。買えないですけど(笑)。目標はそれです。良い車乗って遊びたいですね。
- 自分で運転するようになると、印象的な景色の感じも変わってきそうですよね。
Spikey John - そうですね。普段運転してくれる人のありがたみも自分が運転しないと分からないから、それも作品に落とし込めるし、人との向き合い方も変わりそうだなと思います。
- テスラが欲しいのはどうしてですか?
Spikey John - あんまり車とか知らないんですけど、テスラは凄い車だなって。電気自動車で、ハイテクなイメージがあって、欲しいなって感じですね。結構そういう最新家電とかにもワクワクするというか。テスラ以外にも自分でデザインして組み立てられる車とかも発売されるらしくて。時代がどんどん進歩してるなってものが好きって感じですね。
- ちなみに、今後挑戦してみたいことはありますか?例えば木村太一さんとかだったらMVと並行しつつ自分の作品も作っているじゃないですか。そういう部分には興味があったりしますか?
Spikey John - 映画はもちろん絶対にやりたいですけど、まだ安易には出来ないというか。映画こそ俺の全てを曝け出すというか。ここまでやってきたから今までの集大成になると思うし、一番俺の人間性が出ちゃうものだから、良いマインドだったり技術が追いついたりしたタイミングではやりたいけど、自分を客観視したらまだ早いなと思います。もうちょっと色んな本を読んだり色んな人を見て。近い未来ではなくて、遠い未来のことだと思います。逆に今やりたいのは、その道に行くためにCMとか、もっとコマーシャルなことをやって技術を身につけたいというか。一回やって理解して成長していきたい。それは映画のためだし、MVのためでもある。デカいバジェットで映像作りたいし、企業が商品に対して持ってる熱い気持ちとかも表現したい。
- じゃあ映画っていうのは結構大きい存在というか。
Spikey John - 俺は映画監督になりたいと思って映像を始めていないし、映画監督になりたいんじゃないからこそ、自分のアートに近いというか。かといってせっかくやるなら凄い結果を残したいし、色んな人に感動してもらいたいし。自分のエゴとかは無いから、せっかく作ってエネルギーを注いで沢山のスタッフでやるんだったら、賞とかは取らなくてもいいけど、それを観てポジティブになれるような映画を作りたいですね。
- 逆に仕事とは思っていないから生半可な気持ちで向き合えないというか。
Spikey John - そうですね。俺にとっての映画はそういう感じで。別に映画監督の人が沢山映画を作ってエンタメとして楽しませるのも良いですけど、俺が作品に対して向き合ってる感覚はそうじゃないからって感じですね。
- ミュージックビデオについてはどうですか?それも曲を聴かないとって感じでしょうか。
Spikey John - そうですね。ただ本物の人たちがいっぱいいるから、そういう人たちをもっとフックアップしていきたいというか。本当に音楽でやってる人が裏にいるから、それを逆転させたいっていう気持ちですね。その状況も俺を本気にさせてくれてる。
- 今自分でレーベルをやってるのもそういう気持ちってことですか?
Spikey John - そうですね。「今の日本のシーンを見てやるな、ちゃんと自分を持ってやれ」って教えたりとか。レーベルから出すものはそうでありたいし、そういう奴らが目立てるようになるために俺は外部でMVを撮って、そういう奴らにスポットライトが当たるように動いてます。
- ありがとうございました。
Info
<オンエア情報>
◆スペースシャワーTVSPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022 BEST VIDEO DIRECTOR作品集-Spikey John-2022/04/05(火) 25:00~26:00
◆スペースシャワーTVSPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022
2022/04/03(日) 19:00~23:00
2022/05/04(水) 21:00~25:00https://awards.spaceshower.jp/2022/