【インタビュー】BADBADNOTGOOD 『Talk Memory』|ライブパフォーマンスでのエネルギーを反映させた

カナダ・トロントを拠点に活動するバンドBADBADNOTGOODが、10月にXL Recordingsから最新アルバム『Talk Memory』をリリースした。

本作は創設メンバーだったMatthew Tavaresの脱退などもあり、バンドの環境が変わる中で制作された本作は彼らの真骨頂と言えるライブパフォーマンスのエネルギーを作品にも注ぎ込んだ内容となっていて、スリリングでソリッドな演奏を聴くことができる。また本作の重要な要素としてFloating PointsやArthur Verocai、Karriem Riggins、Terrace Martinなど多くのコラボレーターの存在がある。バンドの持つエネルギーにサプライズを与えてくれるアーティストたちとの競演により、今作にはこれまでBADBADNOTGOODのサウンドにはなかった要素が導き出されている。

そんな本作についてメンバーのLeland Whitty(サックス、ギター)がメールインタビューに答えてくれた。

質問構成 : 和田哲郎

通訳:青木絵美

- まず前作から5年の間隔が空き、バンド創設からのメンバーだったMatthew Tavares(まだ関わりがあるにせよ)も脱退しましたね。大きな変化があるには十分すぎる期間が過ぎ出来事が起こっていると思いますが、この5年間はバンドにとってどういった時間だったでしょうか

Leland Whitty - 前作を出してからはツアー期間が長かったね。ツアーが始まって少し経った頃、マット(Matthew)は、ツアー生活に疲れていると言い始めたんだ。そこで僕たちは、ライブでキーボードを演奏してもらうための友人を雇った。その時点から、徐々にマットがグループを脱退するという方向に向かって行ったんだと思う。5年のうち、最初の3年はツアーで忙しくて、ツアー生活をなんとか生き延びていた感じだったよ。そして2019年にマットがグループを脱退することを決めたんだ。でもそれ以前に僕たちは、ツアーが終わったらしばらくバンドの活動を全て休止して自分たちの個人的なプロジェクトを追求できる時間を取ろうという話をしていた。その方がみんなの精神衛生上、良かったと思ったからね。もちろんこの5年間はメンバーそれぞれにとって個人的な出来事もたくさんあったけれど、グループとしては、僕たち4人とツアーマネージャーだけでツアー生活をするというバブルみたいな環境の中にいて、ずっと一緒に各地を回っていた。僕たちはお互いのことが大好きだったし、お互いをサポートし合っていたけれど、自分の人生がそのメンバーたちと全く同じペースで常に動いて、進んでいるという状況は、辛く感じることもある。あのような規模のツアーが実現できたことはものすごく恵まれていることだと分かっているけれど、ツアーが終わった後、僕たちは自分たちの個人的なスペースや居場所が必要だった。自分の興味分野を追求したり、個人的な発展や成長が必要だった。実はあのツアー中に、アルバムをレコーディングしよういう試みもあったんだ。でも常に一緒に移動をして、ライブをやって、地元に帰ってきた時の合間に頑張ってアルバムを作ろうとするのは結構大変だった。だから活動を休止する時間を取ったことによって、みんな息抜きができて、実際に再びバンドとして集まった時は、100%の姿勢でバンドの活動にコミットすることができたと思う。ただ、マットがバンドを去ってしまったから、基盤を立て直す必要もあって、通常以上に復帰に時間がかかってしまった部分もあるね。マットがいなくなった今、どうやってバンド活動を続けて行くのか、僕たちのインスピレーションはどのようなものかということを改めて確認する必要があったんだ。

- また昨年からのコロナのパンデミックもありました。BADBADNOTGOODにとってもライブの機会などが失われてしまったと思いますが、パンデミックは今作に影響を与えましたか?

Leland Whitty - 影響はあったけれど、それはアルバム制作過程の終盤に影響を与えた。北米のパンデミックが深刻になるわずか数日前にアルバムのレコーディングを終えることができたことは不幸中の幸いだった。アレックスと僕は、カナダの国境が閉鎖されるのを恐れて、帰りの飛行機の便を早めたくらいだ。僕たちはLAでレコーディングしていて、その後トロントに戻る予定だったからね。当時は、隔離期間なんて2週間か1ヶ月くらいだと想定していて、パンデミックなんてすぐに終わると思っていたのに…不思議だよね(笑)。でもレコーディングを終えて、こういう状況になったということで、ネットを介してコラボレーションをするというアイデアがより有力なものになった。だからこのアルバムに参加してくれたゲストアーティストたちともオンラインで連絡を取ってコラボレーションを進めたし、アルバムの曲は全てミュージックビデオが制作されるんだけど、そのビデオの依頼もZoomを通して連絡を取り、世界中のアーティストたちとオンラインで話し合いながら制作が進められることになった。それはアルバムのアートワークや、(バンドが公開しているシングルの)楽譜のグラフィックを手掛けてくれたアーティストたちも同じで、Zoomで話し合ってアイデアを練っていくという方法が普通になった。それからパンデミック中も僕たちはレコーディングを常に行っていたから、まだ発表していない新しい音楽がたくさんあるんだ。それを今後公開するのも楽しみだけど、やっぱり早くライブができるようになればいいと思う。

- 今作のスリリングでソリッドなサウンドから、あなたたちの大きなルーツであるジャズとの距離がこれまでの作品よりも、さらに近くなった印象を受けました。どのような流れから、このような形にまとまっていったのでしょうか?制作時において決定的な役割を果たした楽曲もあれば、その楽曲も教えてください。

Leland Whitty - 最初に作曲されたのは“Talk Meaning”だったけれど、アルバムを形付けた決定的な曲は"Signal From the Noise"だと思う。当初アルバムのアイデアとして、曲から曲への移行がシームレスになるものを作ろうというものがあったんだ。そして“Signal From the Noise”、“Unfolding”、“Open Channels”と“Beside April”を作曲して、それらは一揃いになる予定だった。でも結局そのアイデアはボツにしたんだ(笑)でも短期間でこの曲たちを作ったということで、アルバムのサウンドや、構成に対するアプローチに一貫性が出たと思う。だから質問のように、ソリッドな感じがするのかもしれないね。それからジャズに近いという点については、今までに自分たちがやってきた数々のライブパフォーマンスでのエネルギーを、スタジオでのパフォーマンスにも反映させて今回のアルバムを作りたいと言う考えがあったからだと思う。

- 当初のアイデアは完全にボツになってしまったのでしょうか?アルバムを聴くと最初から最後までシームレスな流れというか、一貫性があるように思えるのですが。

Leland Whitty - この曲たちを全て続けて演奏しようとリハーサル中にも話していたんだけど、レコーディングのテイクが長くなればなるほど、そのテイクに対する批評も増えていってしまうんだ(笑)。それから僕たちはテープ録音をするから、テープに録音できる尺にも限界がある。だけどこのアイデアがあったおかげで、曲の構成に一貫性が生まれたのは良かったと思う。それにアルバムを聴いていて、曲が終わった後に一度、無音という途切れがあってから次の曲にいく方がリセットされるというのも気に入っているんだ。

- 前作がボーカリストを配していたのに対し、今回はゲストも全てプロデューサーや楽器演奏者ですね。ボーカルを使用しないということも最初から決まっていたのでしょうか?

Leland Whitty - そうだね。今回のアルバムでは、自分たちのライブで育まれたものを反映させたいという目的があった。前作は個人的にはいい作品になったと思っているけれど、今回のアルバムには、ジャンルやヴォーカルのスタイルに関して、もう少し統一感を持たせたいという思いがあった。今回のアルバムでは、僕たちがグループとしてやっている核心的なものを反映することにしたんだ。今後もヴォーカリストとのコラボレーションはやっていきたいと思っているけれど、今回のプロジェクトではもう少し表現の範囲を絞ったという感じだね。

- 今作は即興性とコラボレーションにフォーカスしたということですが、実際どの程度即興的なセッションが作品には採用されているのでしょうか?

Leland Whitty - 今回の音楽は、「構造化された即興(structured improvisation)」と呼ばれるものが全てで、曲のメロディーやコード、ハーモニーなど全ての要素は事前に作曲されたもので、それを僕たちは丹念に学び、練習した。そしてそれを基盤に即興が行われた。だから即興も“Open Channels”以外は、曲の基盤からかけ離れたものにはならなかったんだ。“Open Channels”にも構造的な要素はあるんだけれど、とても抽象的な曲だから、この曲が最もフリーというか、即興された曲と言えると思う。即興は全て、伝統的なジャズの概念に習っていて、軸となるメロディーがあり、その上に即興を重ねるという方法で行われているんだ。

- 特に即興的な楽曲だと感じるのは"Signal From The Noise"ですが、Floating Pointsと共に追求したのはどのようなテイストだったのでしょう。

Leland Whitty - 僕たちはFloating Pointsの『Crush』というアルバムが特に好きで、彼はこのアルバムで、生楽器の音をブックラ(Buchla)のシンセサイザーに通して操作するという、面白いことをやっていたんだ。それを参考にしたというのが1つ。それから、曲の最後の部分はスティーブ・ライヒも参考にしていて、彼の音楽によく使われるのが、様々な尺の、様々なループを、様々なタイミングで重複させるという手法。つまり、全てはループがベースになっているけれど、それは常に変化しているものとなる。“Signal From the Noise”のテープ録音を終えた後、僕たちはそれをもう一度テープマシーンに取り入れて、テープのループを作った。だから曲の最後の部分はそのループが常に回っている音が聴こえる。それを録音している時に、エンジニアのニックは実際のテープを手でクシャクシャにしていたから、時間が経つに連れて音の質が低下していくような効果も加わった。だから曲の最後としては、ループに落ち着き、音質が低下していき、一番最後の箇所はFloating Pointsがステムを加工してさらに変化を加えたという仕上がりになった。テープが劣化していくという状態から、最後の最後にはエレクトロニックな感じになっていくという流れはクールだと思った。僕たちはFloating Pointsの大ファンだから、今後また一緒に仕事ができたらいいと思う。

- また今回の作品でコラボレーションに重点を置いたのはどういったことを期待してだったのでしょうか?

Leland Whitty - コラボレーションをすると、両サイドから新しい一面を引き出せることができる。その影響を直に受けたのは、Terrace MartinとKarriem Rigginsとコラボレーションした時だった。彼らとのセッションはそれぞれ別の日に行われたんだけど、この2人はどちらとも卓越したミュージシャンでレジェンドであり、史上最高のアーティストたちと繋がりがあり、素晴らしい音楽を作ってきたという共通点があると思う。もちろん彼らはとても優しい人たちで、他のアーティストに対して支援的でもあるんだけど、僕たちが今までずっと尊敬の目で見ていた人たちと、実際に同じ空間にいて、その人の隣で演奏するとなると、それなりの恐れを感じるというか、怖気付いた感じになってしまったよ。具体的な例としては、Terrace Martinとレコーディングした時の話。それは、プロダクション的には最も簡素なもので、ドラムキットにマイクを3つ、ベースアンプにマイクを1つ設置して、僕とTerrace Martinがサックス用のマイク1つをシェアしたんだ。その時は、Terrace Martinが自分のすぐそばにいるという物理的な近さもあったし、お互いがマイクから2フィート以内の位置を保ったまま、演奏して、お互いの演奏を聴きながら相互作用を生み出して、音楽的な何かを表現しないといけないという状況だった。だからすごく緊張したけれど、親密な感じがしたよ(笑)そういう状況になると新たなエネルギーが生まれると思うんだ。

- コラボレーションということで言えば今回一番多く参加しているのはArthur Verocaiです。彼はあなたたちに影響を与えたアーティストの1人だと思いますが、彼が参加したことでこの作品にはどういった要素が加わったでしょうか?また、全てはリモートだったようですが、実際のやり取りの中で印象的だったこともあれば教えてください。

Leland Whitty - 彼はストリングスとホーンのアレンジが有名な人だけど、今回はストリングスのアレンジだけをお願いした。彼名義の音楽以外で、彼はインストルメンタル音楽のための作曲やアレンジをあまりしていないんだ。だから今回のプロジェクトでは、彼が自分のメロディーを作曲したり発展させたりする余白がたくさんあったと思う。結果として、彼が今作で作曲してくれたものは、それ自体が曲で注目されるべき要素になった。その反面、例えば、それがヴォーカルの入った曲だったから、彼はヴォーカリストの音をサポートする形でアレンジをしただろう。だから今回のプロジェクトで彼は、普段よりも繊細で、前衛的というか実験的でエッジーな作曲をすることができたと思う。それが良かった。彼は長いキャリアにおいて、アレンジャーとしての独自のサウンドを確立してきた人だけれど、今回のプロジェクトにおいては新しいことを追求して、今でも成長を続けているということは本当に素晴らしいことだと思う。
彼との実際のやり取りのエピソードというか、彼と同じ現場にいた体験は、過去にサンパウロで彼と一緒に演奏をした時だね。僕たちは彼の前座を務めたんだけど、彼のセットの最後の何曲かでは、僕たちもステージに上がって彼のバンドと一緒に演奏する機会があった。彼が指揮を取っていたんだけど、彼は年齢の割には、ものすごく若々しいエネルギーがあって、演奏に興奮しているのが感じ取れた。それを見たのはすごく良い刺激になった。でも今回のアルバムに関しては、パンデミック中だったから、全てのやり取りはEメールで行われたんだ。だからリアルなエピソードは残念ながらないんだよ(笑)

- ミックスはあの『Voodoo』を手掛けたラッセル・エレヴァードですね。楽器の生々しさとラフな質感が伝わってくるようなミックスになっていると思います(特に7曲目の"Timid Intimidating"のギターのサウンドが素晴らしかったです)が、ミックス作業の思い出があれば教えてください。

Leland Whitty - 彼の作業を実際に見ることができたら素晴らしかったんだろうけど、これもパンデミック中でのことだったから、全ての作業はEメールを介して行われたんだ。彼は素晴らしい耳の持ち主で、サウンドに温かみを持たせる技術を極めているし、全ての楽器をその生々しい状態のまま保ち、絶妙な感じで色付けして、全ての音をまとめ上げることができる人だ。実際の現場は見ることができなかったけれど、仕上がったものを聴いた時に、僕にとって特に刺激的だったのは、彼がディレイを絶妙に使う方法だった。彼は再生されているパートを学び、記憶して、再生されている最中にディレイのタイマーやフィードバックを調節していったんだ。それはとても微妙で聴き取れないかもしれないけれど、音楽がさらにエキサイティングなものに仕上がったと思う。僕が特にエキサイティングだと思ったのは、“Beside April”のギターソロの最後の方で、ディレイのフィードバックを上げてギターの音を歪めていったことでギターソロのクライマックスでは音が爆発したように聴こえるんだよ。

- 私たちのメディアはヒップホップにフォーカスしているメディアでもあるので、あなたたちとヒップホップの関わりについても教えてください。初期のBADBADNOTGOODは直接的にヒップホップよも関わっていたかと思いますが、今は少し引いていると感じています。あなたたちにとって現行のヒップホップはスリリングでなくなってしまったのでしょうか?

Leland Whitty - そんなことはないよ。ただ、今回のアルバムは、自分たちのライブパフォーマンスの核心的な部分をスタジオレコーディングに反映させたいと言う意図があった。僕たちは楽器演奏者で、ヴォーカリストやラッパーとツアーをしているわけではないから、僕たちのライブパフォーマンスはヒップホップの領域から少し離れたものになってしまうけれど、今でもヒップホップは全員が大好きだし、よく聴いているよ。今後もヒップホップの領域でいろいろなコラボレーションをしていきたいと思う。今回のプロジェクトの根底にあったものがヒップホップと離れていたというだけなんだ。過去の作品の方が、自分たちが追求したいと思う様々なジャンルが組み合わされていたと思う。今作は、ジャンルやアプローチにおいて簡潔にしたいという意図があった。

- アルバム制作時にリファレンスとしてよく聴いていた作品があれば教えてください。

Leland Whitty - D'Angeloの『Voodoo』、Black Sabbathのフルアルバムの1作目から4作目の全て、Mahavishnu Orchestraの『内に秘めた炎』と『火の鳥』、Floating Pointsの『Crush』…当時のことを思い出すのは難しいんだけど、レコードレーベルのInternational Anthemからリリースされた音楽は当時大きな影響を受けていたね。Resavoirというバンドや、Makaya McCravenのレコード、Jeff Parker、Angel Bat Dawid…それくらいしか今は思いつかないけど、そんなところかな。

- アルバムの話題とは離れますが、TikTokで“Time Moves Slow”を使った動画がバイラルになりましたね。何が流行るかわからないTikTokではありますが、自分の楽曲が流行る想像はしていましたか?

Leland Whitty - 全くしていなかったよ。すごく不思議な感じだ。僕はTikTokを使っていないからね!トレンドになっていたようだけど、TikTokのトレンド自体がなんなのかも僕は分からないんだよ(笑)フィードをスクロールしていると、僕たちの曲が頻繁に出てくるということを意味しているらしい。リミックスを手掛けたVANO 3000にスポットライトが当たって良かったと思うよ。でも僕たちは全く関与していなかったから、僕たちの意図とは関係なしに、勝手に波が作られて起こったことだったんだ(笑)。


- このアルバムを経て、次にどういったことがしたいかなどはすでにバンド内で計画があるのでしょうか?

Leland Whitty - パンデミックの状況次第になるけれど、今後は、ヴィジュアル表現を組み込んだ、新しいライブセットをやりたいと話しているんだ。僕たちはずっとライブをやりたいと思ってきたし、ライブパフォーマンス的な要素は今回のプロジェクトを制作する上でのインスピレーションの要になったからね。それから今回のアルバムは素晴らしいストリングスのアレンジがたくさんあるから、弦楽部門を取り入れたライブセットもできるようになれば嬉しい。今回のアルバム以外にもレコーディングした音源が残っているから、それを今後どうしようかという楽しみもあるんだけど、やっぱり一番やりたいのはライブパフォーマンスだね。

- 次がいつになるかまだ定かではないですが、東京に来てしたいことはありますか?

Leland Whitty - 東京は大好きな街だから、渡航できるようになればすぐにでもまた訪れたいと思っているよ。本当は、バンドとしてではなくて、観光客として東京に行って、街を体験したいと思うくらい!(笑)以前、来日が津波で中止になってしまったから、その分も兼ねて、早く東京でライブができるようになるといいな!

- ありがとうございました!

リリースを記念して日本のアーティスト4組によるBADBADNOTGOODのカバー動画がYouTubeで公開されている

Info

label: BEAT RECORDS / XL RECORDINGS

artist: Badbadnotgood
title: Talk Memory 
release date: 2021/10/08 FRI ON SALE

国内盤特典:ボーナス・トラックが追加収録 / 解説書・歌詞対訳封入
XL1176CDJP¥2,200+税

日本盤CD+Tシャツ
DISBD017
サイズ:S,M,L,XL
\ 6,000 +税

限定ホワイト・ヴァイナル+Tシャツ
DISBD023
サイズ:S,M,L,XL
\ 8,400 +税

BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12066

RELATED

【インタビュー】DYGL 『Cut the Collar』| 楽しい場を作るという意味でのロック

DYGLが先ごろ発表したニューEP『Cut the Collar』は、自由を謳歌するバンドの現在地をそのまま鳴らしたかのような作品だ。

【インタビュー】maya ongaku 『Electronic Phantoms』| 亡霊 / AI / シンクロニシティ

GURUGURU BRAIN/BAYON PRODUCTIONから共同リリースされたデビュー・アルバム『Approach to Anima』が幅広いリスナーの評価を受け、ヨーロッパ・ツアーを含む積極的なライブ活動で数多くの観客を魅了してきたバンド、maya ongaku

【インタビュー】Minchanbaby | 活動終了について

Minchanbabyがラッパー活動を終了した。突如SNSで発表されたその情報は驚きをもって迎えられたが、それもそのはず、近年も彼は精力的にリリースを続けていたからだ。詳細も分からないまま活動終了となってから数か月が経ったある日、突然「誰か最後に活動を振り返ってインタビューしてくれるライターさんや...

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。