サウンドシステムで映画上映を行う『DUB CINEMA』の第2弾が渋谷ContactのStudio Xにて開催|ドキュメンタリー映画『IRATION STEPPAS -INA VANGUARD STYLE-』が上映

サウンドシステムを持ち込んでダブやステッパーズ、レゲエ等、サウンドシステム・カルチャームービーを上映するイベント『DUB CINEMA』の第2弾がContactのStudio Xにて11月9日(火)に開催決定。今回も最重要サウンドシステムイベント『TOKYO DUB ATTACK』とeastaudio sound systemのバックアップの元、サウンドシステムの魅力と最高品質の重低音で案内する。

今回上映されるのはドキュメンタリー映画『IRATION STEPPAS -INA VANGUARD STYLE-』(和訳付き)。IRATION STEPPASはLeedsを拠点にExodusとの『Sub Dub』や『Dancehall Science』、さらには世界最大のベースミュージック・フェスと評価される『Outlook Festival』のレジデンツを務める、Mark IrationとDennis Rooticalが中心となり立ち上げられたイギリスのサウンドシステムである。Jah Shakaに牽引される英国のニュールーツの第二世代で、UK最高のサウンドシステムといわれており、RuskoやCaspa、Skream、MALAとCOKIによるDigital Mystikzといったダブステップシーンの雄からもリスペクトを受ける存在だ。

11月9日は日本のほかにブリストル、メキシコシティ、サンパウロ、ボゴタなど世界各都市同日プレミア上映となり、この日から一ヶ月間ロンドン、パリ、コペンハーゲン、ニューヨークなどの先行上映イベントと連携して開催される。

今回のサウンドシステムにはeastaudioがDUB CINEMAの為に製作したオリジナルサウンドシステムEASS HiFiを導入。バスリフレックスのEASS HiFiの素直で柔らかい低音とヴィンテージVoid Static3、木目の美しいサウンドシステムは巨大なホームオーディオのようなサウンドを奏でる。

映画の前後にはこのサウンドシステムの優位性を十分に堪能する、ダブやレゲエのエキスパートとも呼べるラインナップによるDJタイムも準備されている。今年で26年を迎えるZettai-Muの主催で日本におけるダブシーンの重鎮Kuranaka1945や、伝説的ダブバンドDRY&HEAVYのボーカルでソロ名義でも活躍するLikkle MaiのDJセット、レゲエやダブの遺伝子で特異なダンス・ミュージックを鳴らすTorei、そしてホストには東京発のクオリティ・モダン・レゲエ・サウンドを掲示し国内外での活躍も著しいBim One Productionのプレイも予定されている。

Info

2021/11/09(火)
at Contact Tokyo

「DUB CINEMA Vol.2」

- サウンドシステム音響で放映!
- 映画『IRATION STEPPAS -INA VANGUARD STYLE-』ドキュメンタリー(和訳付) by Dub Quake Records -
- 世界各都市同日プレミア上映! -

シネマ音響: EASS Hi Fi by eastaudio

Host by
Bim One Production (1TA & e-mura)

Guest DJ
Kuranaka1945 (Zettai-Mu)
Likkle Mai (DJ set)
Torei (Set Fire To Me)

Food:
虎子食堂

Charge: ¥2,000 (ドリンク別)
Open 18:00
Movie Time 21:00

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