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ジョージ・A・ロメロ監督の幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』が日本公開｜河村康輔デザインによるTシャツが発売

2021.10.12
FNMNL編集部

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』（1968）『ゾンビ』（1978）などゾンビ映画の第一人者であり、2017年に他界した故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』が半世紀を経て日本初公開される。

2017年に発見され4Kレストアが行われた『アミューズメント・パーク』はもともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者が慄き、封印されていた作品。ロメロがある意味での教育映画を撮っていたという希少性もさることながら、ホラー映画ではないがロメロの視点で現実を映し出した貴重な作品であり、半世紀封印されていた幻の作品が日本初上陸を果たす。

今回、『アミューズメント・パーク』の日本公開を記念し、コラージュアーティスト河村康輔デザインのスペシャルなTシャツの発売が決定した。

河村康輔は「大友克洋GENGA展」(メイン・ヴィジュアル制作)や大友克洋監督作品「SHORT PEACE」ポスター・ヴィジュアル、田名網敬一作品集「glamour」(アートディレクション、デザイン)作品コラボレーション、SUGIZO「VESICA PISCES」(ジャケット・ヴィジュアル)、G-SHOCK「Real Toughness Tokyo」(広告メインヴィジュアル、アートディレクション、デザイン)など、多岐にわたる活動で知られるアーティスト。

今回のコラボでは『アミューズメント・パーク』のキービジュアルを使用し河村が新たに独自のデザインを制作し、ジョージ・A・ロメロ財団公認の日本限定公式オリジナルTシャツを作成。映画公開初日より劇場にて販売となる。