Lee ARCHIVESシリーズよりWWⅡモデルが登場
伝説的なプロダクトたちを現代に蘇らせるプロジェクトLee ARCHIVESより、2年振りとなる新商品WWⅡモデルが発売された。
WWⅡモデルは、1942年の第2次世界大戦当時アメリカのW.P.B(戦時製品監督局)が、物資統制により衣料品に用いる素材や金属などの部材簡素化を国内企業に命じたアイテムをベースに採用。ジーンズもさまざまな仕様の簡略化が義務づけられ、軍衣料に採用されたものを汎用品として月桂樹が刻印されたボタンや無地のドーナツ型ボタンといった廉価な既製パーツ、通常よりボタンの数が少ないボタンフライフロント、バックポケットのステッチの省略など、この時期だけに見られる特異なディテールが大戦モデルの大きな特徴であり一目置かれているモデルである。
1930年代に誕生したCOWBOY JACKETは第2次世界大戦禍、物資統制によりさまざまなディテールの変更を余儀なくされたモデル。ボタンはCOWBOY刻印から汎用月桂樹ボタンに変更し、ワークウェアを誇示するトリプルステッチはダブルステッチに。胸ポケットのフラップは縫製工程を軽減するため丸みのある形状に、そしてバックルバックを廃止し、リベットとプリーツのみに省略。Leeといえば左綾だが、こちらは1944年まで採用された右綾仕様だ。
PRICE:¥19,000+tax
当時の物資統制に伴い軍用にジッパーが大量に必要となり、ジッパータイプの101-Zが生産休止・ボタンフライのみとなったので、トップボタンに汎用月桂樹ボタン、フライボタンは無刻印に。そしてコインポケットのリベット、バックポケットのステッチ及び補強布が省略された。本来、前ポケット・股部に使用されていた銅や真鍮のリベットに代わり、鉄製無着色のLee刻印が入った通称「UFOリベット」に変更されている。
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