星野源の「#うちで踊ろう」に安倍首相が便乗し大きな批判を浴びる
星野源がSNSで公開した新曲“うちで踊ろう”は、これまでSTUTSやgrooveman Spot、mabanua、lee (asano+ryuhei)など多くのアーティストや著名人がコラボ動画をアップしており、新型コロナウイルス感染拡大の中で大きなムーブメントとなっている。
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。 pic.twitter.com/VEq1P7EvnL— 安倍晋三 (@AbeShinzo) April 12, 2020
そんな中、4/12(日)に安倍首相が“うちで踊ろう”とのコラボ動画をアップした。この動画は家にいる首相が愛犬とじゃれあったり、優雅に紅茶を飲む内容となっているが、この動画に対して大きな批判の声が集まっている。首相をはじめとした政府は、これまで真っ先に自粛を強制に近い形で要請したライブハウスやアーティストに対しての個別補償を否定しており、音楽をはじめエンタメ業界が先の見えない状況に苦しんでいる。そんな中で音楽の政治利用やフリーライドを批判する声や、感染拡大が止まらない状況の中で、政治家がすべき事ではないという意見などたくさんの批判がコメント欄に寄せられている。
Rihannaは以前トランプ大統領の政治集会で自身の“Don't Stop The Music”が使用されたときに、「もうそんなことさせない」と反対の意向を示しており、Pharrellも"Happy"を使用されたときに「あなたにこの曲をこのような目的で使用することを許可していない」とコメントしている。