Kendrick LamarやFrank Oceanなどの楽曲が使用される話題の映画『WAVES/ウェイブス』の冒頭6分間の映像が公開
Frank OceanやKanye West、Kendrick Lamarなどの楽曲をふんだんに用いた映画『WAVES/ウェイブス』。4/10(金)から公開となる同作の冒頭6分間の映像がYouTubeで公開された。
トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作された本作。冒頭ではAnimal Collectiveの"FloriDada"が大音量で流れるカップルのドライブデートの風景、フロリダの風を浴びながら歌う主人公のタイラーと恋人のアレクシスをカメラは360度ぐるぐると回りながら映し続ける。と、思いきやチャイムの音が鳴り響き、場所は変わり部活のシーンへ。トレーニングルームを走る集団に滑らかにカメラが合流し、横になったり縦になったり自由自在に動き回る。このシーンから使用される楽曲はTame Impalaの"Be Above It"に切り替わり、厳しい練習に向きあう主人公タイラーの心情を表すように「超えていけ」と何度も囁かれる。
その後休日の海でのデートのシーンでは、カメラは砂浜を駆け抜け、2人が水遊びをする場所へと向かい更には2人と共に水の中へ。夜にはパーティに繰り出し、そこから流れ出すのはFrank Oceanの"Mitsubishi Sony"。この冒頭シーンはドライブの様子で終わりますが、またそこでも360度カメラが使用され、エネルギッシュで若々しい青春の瞬間が多角的に収められている。目まぐるしく、物凄いスピードで進んでいくタイラーの日常。そこに突如飛び込んでいく時に使用される映像表現の数々が体感できるはずだ。
Info
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ(『イット・カムズ・アット・ナイト』)
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス (『ソーシャル・ネットワーク』、『ゴーン・ガール』)
原題:WAVES /2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
https://www.phantom-film.com/waves-movie/ ©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
4月10日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー