Pop Smokeの死の詳細が明らかに|Quavo、Nicki Minajらが追悼

昨日夜に突如として報道され、全世界のファンに衝撃を与えたPop Smokeの死。その詳細が報じられている。

XXLによると、Pop SmokeがAir BnBでレンタルしていたLAの拠点である自宅に、マスクとパーカーを着用した最低でも4人以上の男性が侵入した様子が監視カメラに残されていた。彼らが侵入したのはPop Smokeが帰宅しドアに鍵をかけた10分後の出来事であったという。男たちが侵入した際に家の警報機が作動しなかったことも判明している。

警察は事件がギャングに関連するものであるとの見方を公表しており、これまでに彼が起こした事件との関連性を調査しているとのこと。また彼は事件の前日自宅に送られてきた荷物の写真をSNSに投稿しており、その際に住所が誤って公表されていたことが犯行の手助けになったのではないか、との推測も広がっている。

Pop Smokeの死を受けて多くのアーティストが追悼のコメントを発表しており、先日リリースされた彼の新作『Meet The Woo 2』に参加していたQuavoは自身のInstagramにて「才能があり、謙虚で、敬意と感謝に満ちていた。いつも質問をしていて知識に貪欲で、学ぶのが速かった」と思い出を振り返っている。

また彼の代表曲“Welcome To The Party”のリミックスを発表したNicki MinajもInstagramにて聖書を引用した追悼のコメントを発表。

 

この投稿をInstagramで見る

 

The Bible tells us that jealousy is as cruel as the grave. Unbelievable. Rest In Peace, Pop.

Barbie(@nickiminaj)がシェアした投稿 -

さらにChance The Rapper、Lyrical LemonadeのCole Bennet、Tay Keithなど多くの人々から追悼と悲しみの声が寄せられている。

今後ヒップホップシーンを牽引することが期待されていたPop Smokeの死。犯人の行方などの続報が待たれる。

RELATED

The WeekndやTeyana Taylor、故Pop Smokeのレーベルオーナーが2021年グラミー賞のノミネーションを批判

今週、毎年の恒例行事であるグラミー賞の候補作がいよいよ発表となった。主要4部門の最優秀レコード賞にはBeyonceの“Black Parade”やDaBabyとRoddy Ricchの“ROCKSTAR”、Doja Catの“Say So”などがノミネートされ、また最優秀アルバム賞にはJhene Aikoの『Chilombo』、Post Maloneの『Hollywood’s Bleeding』、Taylor Swiftの『Folklore』などがノミネート。また、最優秀楽曲賞の候補作としてRoddy Ricchの“The Box”やH.E.R.の“I Can’t Breathe”などが挙がり、最優秀新人アーティスト賞の候補としてMegan Thee Stallion、Doja Cat、KAYTRANADA、D Smokeらが名を連ねている。そんな中、複数のアーティストが賞の在り方に疑問を呈し、話題を呼んでいる。

かつてO・J・シンプソン事件の裁判を担当した検察官がPop Smoke殺害の容疑者を弁護すると判明し話題に

今年2月、ブルックリンドリルの旗手として活動の勢いを増しつつある最中に銃撃によって命を落としたPop Smoke。そんな彼を殺害したとされる容疑者の裁判に、かの有名なO・J・シンプソン事件の検察官を務めた人物が弁護士として参加するようだ。

故Pop Smokeが警察から取り調べを受けた際にギャングの情報を一切漏らさなかったことが報じられる

今年2月に銃撃によって命を奪われ、先日は遺作となってしまった1stアルバム『Shoot For The Stars Aim For The Moon』がリリースされたPop Smoke。そんな彼が生前に抱えていた警察とのトラブルが報じられている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。