6ix9ineの父親が懲役2年の判決に対して「嬉しく思う」と取材陣に語る
強盗、殺人、放火、銃撃、麻薬所持など9つの罪で起訴されていた6ix9ineだが、先日2年の服役と5年間の監視付きの釈放という判決がようやく下された。
これに対し12月18日、6ix9ineの実の父親であるDaniel Hernandezさんが法廷に姿を現し、取材陣のインタビューに応じた。その中で、6ix9ineに懲役2年の判決が下された事に対して「嬉しく思う」と答え、6ix9ineが釈放された後にギャングからの報復を受ける可能性を恐れている事を明かした。
Hernandezさんは取材陣に対して「彼が安全な場所(刑務所)に居てくれて嬉しく思う」と判決によって安心した事を明かし、「だって分かるでしょう?何も起こらないんですよ。外に出れば彼(6ix9ine)が喋った事を理由に、彼ら(ギャング)が殺しに来るだろう。分かるでしょう。説明は必要ないですよね。恐ろしい状況です。彼はターゲットになっているんです。彼は隠れることすら出来ません。彼の顔に刻まれた”69“のタトゥー。どこにも行けないんです。」と6ix9ineが裁判内で同じギャングのメンバーに関する犯罪を次々と密告した事によって、ギャング達から報復を受ける事を恐れた。
また、取材陣から6ix9ineのタトゥーについて聞かれると「大好きだよ!私もタトゥーを入れてるしね。”69”ではないけど。」と6ix9ineのトレードマークである“69”のタトゥーを気に入っていると語った。
6ix9ineの判決は2年の服役と5年間の監視に加えて、300時間の公共サービスへの従事、3万5000ドルの罰金の支払いが命じられている。6ix9ineはすでに1年と1ヶ月服役をしているため、残り11ヶ月間の刑期となり、2020年に釈放される予定だ。また刑務所内での素行がよければ、さらに刑期は短くなる可能性も残っており、Hernandez氏が「何も起こらない」と話した服役の期間も限られている。
近い将来には釈放が予定される6ix9ineだが、本人は再デビューも計画しており、刑務所内から1000万ドルで以前彼が所属して居たレーベル10K Projectsと再契約したとも報じられている。今後どのような展開が彼を待っているのだろうか。