Lil Durkが6ix9ineのチームから彼とのビーフを300万ドルで要求されたと明かす
出所以来本格的な活動を再開し、Nicki Minajとのコラボ曲“Trollz”も話題となった6ix9ine。近日中にアルバムをリリース予定であることも報じられている彼が、Lil Durkに対して興味深い取引をもちかけたようだ。
シカゴ出身のLil Durkは、かねてより出所後の6ix9ineに対してSNS上で攻撃をしかけてきた。Complexによると彼は6ix9ineがニューアルバム『Tattle Tales』のリリース予定日としている9月4日に自身の新作『The Voice』のドロップをぶつけようとしているほか、自身とDrakeのコラボ曲“Laugh Now Cry Later”が全米シングルチャートで2位を記録したことを6ix9ineに対してフレックスするなど、彼に対する敵対心を露わにしている。
一方の6ix9ineはLil Durkのチャート成績をDrakeの力であると切り捨て煽っているが、同時に、6ix9ineのチームがアルバムリリースに際しての話題作りのためにLil Durkに300万ドル(約3億1700万円)を支払う代わりに6ix9ineへの煽りを継続するよう要請していたことも判明した。
Lil DurkはInstagramライブにて「全部フェイクだ。あのビッチのレーベルが俺を呼んだんだ。あいつのチームだ。300万ドルを支払うかわりに奴を煽り続けて欲しいって言われたんだよ。でも俺はストリートを裏切らない。絶対にな」と語っている。
どうやら6ix9ine側は二人のビーフをプロレス的に盛り上げセールスに繋げることを目的としていたようだ。しかし、6ix9ineもLil Durkのレーベルから彼のアルバムが失敗した場合500万ドルを支払う代わりに次のプロジェクトをプロモーションして欲しい、とのオファーを受けたと主張している。
ことの真相は不明だが、今後もこの二人の関係には注目すべきだろう。いずれにせよ、9月4日に同時リリースされるLil Durkと6ix9ineの新作がどのような内容に仕上がっているのか気になるところだ。