Lil Nas Xが自身の悲しみに対する対処法を語る

“Old Town Road”の大ヒットによって、文字通り今年の顔となったLil Nas X。最新EPの『7』もグラミー賞にノミネートされ、名実ともにスターの仲間入りを果たした彼だが、そんな彼も1人の人間。常に幸せなわけではないようだ。今回、Lil Nas Xは自身のTwitterで、悲しみへの対処法を明かしている。

彼は今日、このようにツイート。


彼は「俺は自分のファンや家族に気を遣わせるのは嫌だから、悲しい時はたいてい自分自身で対処している。今年は本当に上り調子の時もたくさんあったけど、もの凄く憂鬱な時もあった。ホテルの部屋に着いたとき、そこには自分自身しかいない。そして、色々なことを考えてしまう。小さな事さえ大きな事のように考えてしまうんだ」と今年を振り返るとともに、色々と思い悩んでいたことを明かした。

続けて彼は、「俺はヘイトや文句が俺自身に届いていないふりを良くするけど、無意識のうちにそれらは俺のことを蝕むんだ。自分が世界を司っているように感じるとともに、それはいつでも消え去るかもしれないってことを知るのは怖い。つまり、俺が言いたいのはこれを読んでくれた人は皆、この瞬間を生きてほしい。皆愛している」と投稿し、ファンにメッセージを送っている。

先述したように、彼の人気はほぼ“Old Town Road”1曲によるもの。彼自身もその人気の脆さを自覚しているからこそ、今回のようなツイートをしたのだろう。実際、来年がLil Nas Xにとって勝負の年になるのは間違いないだろうが、あまり気負いせずに彼らしさを貫いて欲しい。

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