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6ix9ineの裁判にて検察側が裁判官に減刑を要求
昨年より強盗、殺人、放火、銃撃、麻薬所持などを含む計9つの罪で起訴されていた6ix9ine。元ギャング仲間の罪を密告するなどの司法取引によって減刑や釈放の可能性が報じられてきた彼の裁判において今回、検察側が裁判官に判決を軽くすることを打診したことが明らかになった。
Complexが報じるところによると、ニューヨーク南地区を担当する検事が裁判官に6ix9ineの判決を減刑するよう打診したという。検察が軟化した理由はやはり6ix9ineがギャングの多くの仲間の起訴を支援したことであり、密告が功を奏したことになる。
検察は6ix9ineの密告について「信じられないほど重要で、非常に有益」な行為であったとしており、さらに6ix9ineが所属していたギャングNine Trey Bloodsの内部の動きについて有益な情報を提供したと述べている。彼の密告によって起訴されたAnthony "Harv" EllisonとAljermiah "Nuke" Mackは最終的に暴行罪によって有罪判決を受け、また元ギャング仲間のRoland “Ro Murda” Martinも10月の裁判にて66ヶ月の服役を命じられた。
彼の密告はSnoop Doggを始めとする様々なアーティストによって批判されており、出所後に元ギャング仲間から報復を受けるのではないか、との声も数多く上がっている。
6ix9ineは以前より来年はじめに釈放されることを仄めかしており、さらに本来は来年1月に下される予定だった判決が12月に繰り上げられたことも報じられた。今後6ix9ineがどのような判決を受けるか注目である。