Kendrick Lamarの『good kid, m.A.A.d city』が全米アルバムチャートランクインの最長記録を更新
先日、Kendrick Lamarの名盤『good kid, m.A.A.d city』が350週間ものあいだ、全米アルバムチャートにランクインしつづけていることをお伝えしたが、ついに今週最長記録を更新した。
今週月曜日に投稿されたChart Dataのツイートによると、『good kid, m.A.A.d city』が、Eminemが2002年にリリースしたアルバム『The Eminem Show』の記録を塗り替え、史上最も全米アルバムチャートにランクインしつづけたヒップホップアルバムとなったとのこと。
.@kendricklamar's 'good kid, m.A.A.d city' is now the longest charting hip-hop studio album in Billboard 200 history, passing 'The Eminem Show'.
— chart data (@chartdata) 2019年9月16日
これまで『The Eminem Show』が持っていたのは357週間連続ランクインという記録だったが、今回『good kid, m.A.A.d city』が358週間連続ランクインを果たし、記録を更新したというわけだ。
ちなみに、Eminemが2005年にリリースしたアルバム『Curtain Call』は全米ヒップホップアルバムチャートに461週間ランクインという驚きの記録を持っているが、同アルバムはあくまでコンピレーションアルバムであり、スタジオアルバムではないということで別枠でカウントされている。
2012年のリリースから7年にもわたり全米チャートにランクインしつづけるというのは驚くべきことだが、それだけ『good kid, m.A.A.d city』が今もなお聴き続けられている名盤であることの裏付けとも言えるだろう。果たして、この記録はどこまで伸び続けるだろうか。