A$AP FergがRich the Kidの“New Freezer”はKendrick Lamarが自分だけフィーチャリングされるのを条件に参加したと明かす

先日、ニューEP『Floor Seats』をリリースしたばかりのA$AP FergがDJ Whoo Kidのインタビューに登場。2017年にリリースされたRich the Kidのデビューアルバム『The World Is Yours』に収録されている“New Freezer”には初め、自身が参加していたことを明かしている。

“New Freezer”は『The World Is Yours』からのリードシングルであり、フィーチャリングにKendrick Lamarを迎えたこともあってかRich the Kidの人気に火を付けた曲として今では有名だが、Ferg曰く、オリジナルの段階では彼とMadeinTYOのみが参加しており、Kendrickが参加する予定はなかったそう。

それがなぜ最終的にKendrickのみが参加することになったのかというと、彼が自分だけがフィーチャリングされるのならば同曲に参加してもいいと言ったとFergは語っている。

「俺は“New Freezer”を作った。あれは俺の曲だった。Ben(プロデューサーのBen Jayne)がトラックで、Rich the KidとMadeinTYOと一緒に曲を作ったんだ」と語り始めたFergは続けて「あいつ(Rich the Kid)は結局、Jaden SmithとかKendrick Lamarとか他の奴らのために曲をやったんだ。Kendrickは‘おい、全員この曲から降りるなら参加するぜ’って感じだった」と当時のことを振り返った。彼はこのKendrickの要求に気を悪くすることはなかったそうで「俺は‘ホーミーが参加してくれるならクールじゃないか’って思っていた」と述べ、「“New Freezer”のもたらしたことを見ればわかる。彼(Rich the Kid)を違うレベルまで押し上げた。彼はアーティストとしての契約を結び、レーベル契約もして、ロサンゼルスの家に住むようになった」と実際、Kendrickをフィーチャーした影響は大きかったことを認めている。

ちなみに“New Freezer”にFergとMadeinTYOが参加したヴァージョンがこちら。

また、2017年にRich the KidはEbro DardenとのインタビューでKendrickとのコラボがどのように実現したのかを語っていた。
「俺がInterscopeのスタジオでアルバムを制作していたとき、彼(Kendrick)は『Damn』を作っていたんだ。彼が俺のスタジオに入ってきて、何曲か聞かせてほしいと頼んできた。だから俺は2、3週間前に録音した“New Freezer”を聞かせたんだよ。それが初めて彼に聞かせた曲だった。そうしたら彼が‘これはクレイジーだな。参加してもいいか?’って言ってきたんだ」とRich the Kidは当時を振り返っている。

先述したように、最終的にはKendrickを客演に迎えた“New Freezer”がリリースされ、そこからRich the Kidの人気に火が付くのだが、FergとMadeinTYOが参加したヴァージョンがそのまま発表されていたら今のRich the Kidの人気は無かったのだろうか。

インタビュー全編は下の動画から観ることが出来る。

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