Lil Babyが一転してGunnaに金を払いリリックを書いてもらっていたことを否定
先日、Lil Babyがラップを始めたころGunnaに100ドルを払い、リリックを書いてもらっていたことを明かし、話題になったのは記憶に新しい。ゴーストライターの存在は現在のヒップホップシーンにおいてはそれほど珍しくはないものの、時にビーフの種ともなりえるため上記の彼の発言は少々物議を醸していた。そんな中、Big Boy TVの最新インタビューに登場したLil Babyが一転してGunnaに作詞してもらっていたことを否定している。
事の発端は、彼が16 Barsのインタビューに登場した際に語った「俺はGunnaに自分のリリックを書いてもらうために金を払った」との発言だった。その時、Lil Babyはあくまでも楽曲制作の流れを学ぶためにGunnaにゴーストライターを頼んだと述べていたが、今回のインタビューではリリックを書いてもらうためにGunnaに金を支払ったことは一度も無いと一転して事実を否定している。
上記の動画の中で彼は「Gunnaが俺のために曲を書いたことは一度も無い」と述べ、続けて「彼(Gunna)は俺にラップはどういう風にするのかを見せてくれただけだ」とあくまでGunnaからはラップのやり方を教わっただけと語った。
金を払い歌詞を書いてもらうのと、ラップのやり方を教わるのとではだいぶ差異があるが、実際はどちらが事実なのだろうか。
ちなみにLil Babyは2018年のRolling StoneのインタビューにてGunnaについて「俺がラップを始めた頃、彼(Gunna)は俺にラップのやり方について沢山の知識を授けてくれた。彼は俺を手取り足取り助けてくれた。基本的なこと全てだ。どうやってレコーディングするのか、どうやってアドリブを入れるのか。1番基本的なことで言えば、曲を保存する方法、そしてその保存した曲を携帯に送る方法を教わった」と語っており、あらゆる面で助けてくれたことを明かしている。
いずれにせよ、ジョイントアルバムをリリースするほど両者の関係は良好であり、外野がとやかく言うことでもないような気がするが、改めてゴーストライターがコントラヴァーシャルな存在であることを再認識させられるような出来事であった。