Cardi Bが2020年の大統領選に向けてトランプ大統領を改めて批判|警察による暴力が放置される現状を指摘

かねてより反ドナルド・トランプの立場を明確に表明し、大統領への抗議活動を呼びかけ続けているCardi B。そんな彼女が、2020年の大統領選に向けて改めてトランプの問題点をファンに語っている。

Complexによると、Cardi Bは今週月曜日に行ったInstagram Liveにて「黒人が警察に殺されたり暴力を振るわれるたびに、私はずっと“どうして?誰も気にしてない。なんで誰も気にしないの?”と言い続けてる。それで、誰も気にしないから言うのをやめた。本当に誰も気にしてないし、トランプも気にしてない」と、トランプ大統領が差別や警察による暴力に対し一切の対策を行なっていない現状を指摘。そして「少なくともオバマが大統領だったときは、彼はいつも自分がそれを間違っていると感じていることを表明してた。彼はそれを見てる。警察の暴力はトランプが大統領をやめない限り続くと思う。彼が大統領でいるかぎり何もしてくれない」とした。

さらに彼女はInstagramに「ブロガー、YouTuber、インフルエンサーのみんな、私たちは大統領候補について若い子たちを教育しなきゃいけない。みんなはトランプに立ち向かうことを恐れてるの。でも民主主義はそんなことを気にしない」と語りかける動画もアップロードしている。

 

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Cardi Bは民主党の候補者であるバーニー・サンダースの支持を表明しており、サンダース候補自身もCardi Bによるサポートについて言及しているようだ。彼はテレビのインタビューにて「彼女はとても頭が良く、この国で起こっていることを深く心配しています。それは本当のことです。彼女は大変なバックグラウンドを持ち、貧困の中で暮らし、苦労することがどんなことか知っているのです」と彼女を評価している。

先日はA$AP Rockyがスウェーデンの警察によって不当な勾留を受けていることについて「スウェーデンはアフリカ系アメリカ人のコミュニティを失望させた」とダブルスタンダードこの上ない発言を行なっていたトランプ大統領。Cardi Bを始め様々なスターがトランプへの批判を行っている中で若者たちの間に彼への不信感が確実に広がっている気配もあるが、果たして大統領選でトランプを落とすことは出来るのだろうか?

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