性的暴行を告発されているR. Kellyがインタビューで涙ながらに潔白を訴える

ドキュメンタリー『Surviving R. Kelly』の放送をきっかけに性的暴行や未成年女性との性行為を告発されているR. Kelly。今週木曜日に裁判所に出頭予定の彼が、騒動が起こって以来初のインタビューに応えた。

CBS Evening Newsの独占インタビューにおいて、R. Kellyは自身が潔白であると主張している。「俺のいかれた過去と、乗り越えてきたことを今問題にするのがどれだけバカなことか分かるか?俺は女性を地下室に閉じ込めて、食べさせもせず靴が必要にならない限りは監禁し続けるモンスターにされる必要があったんだ」と語る彼は、全体的に「過去にあったことを掘り返さないで欲しい」という趣旨の主張を行なっているように見える。「人は俺の過去に遡って、今俺の身に起こっていることと紐づけているんだ」と語り、インタビュアーの「でも未成年女性とのことは今と関連したものですよね?」という質問に対しては「いや、それは違う。あれは終わったことなんだ。終わった事件を持ち出すのはフェアじゃない」と主張した。

インタビューが続く内に彼はさらに感情的になり、「古い噂も新しい噂も、これから出てくる噂も全て嘘だ」と自らが犯したとされる罪を全て否定。そして、カメラに向かって「みんなやめてくれ、やめるんだ。俺は何もやってない。俺じゃない。俺は自分のクソみたいな人生と戦ってるんだ」と叫び、涙ながらに潔白を訴えかけている。

明らかに冷静さを欠いているR. Kellyだが、彼の犯した罪については数々の証言や証拠が出てきているという現状があるため、完全に潔白であるとの主張には明らかな無理が生じる。涙を流す彼の姿を見て同情するファンも多く存在するだろうが、R. Kellyともども冷静な姿勢を保ち実際に起こったことを検証することが何よりも先決だと言える。

リリースの差し止めやツアーの中止など音楽的なキャリアも危機的な状況におかれているR. Kelly。彼の進退は明日から始まる裁判によって決定することとなる。

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