今月の25曲 | 2019年1月編 Selected by stttr、高橋アフィ、CH.0、鳥居真道、Lil Mofo
好評の連載企画「今月の25曲」。様々な形で音楽に携わるレビュアー陣が、その月に聴いた音楽から5曲を紹介するこのコーナー。
レビュアーとして登場するのは、以前の人気連載企画「月間韓国音楽」でもレビューを執筆していた新旧韓国音楽などを探求するDJのstttr、TAMTAMのドラマーでDJとしても活動し、好きな音楽は新譜という高橋アフィ、京都を拠点に活動するDJでKID FRESINOとのパーティ『Off-Cent』も話題のDJ CH.0。さらにトリプルファイヤーのギタリストで他アーティストへのライヴ、楽曲への参加も行う鳥居真道、東京を拠点に国内外で多くのギグをこなすセレクターのLil Mofoの5名。
新譜だけでなくその月に聴いた楽曲ならなんでもOKという、ゆるい縛りの中から5人が年始にセレクトした楽曲がこちら。
stttrの5曲
1. XXX - "수작 (Sujak)"
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プロデューサーFRNKとラッパーKim Ximyaによるユニット、XXXのライブ映像です。曲は11月に出た素晴らしいアルバム『LANGUAGE』より”수작 (Sujak)”。ラップミュージックとしては異質なサウンドですが、無機質なビートと抑制の効いたラップがよくマッチしています。韓国ヒップホップは巨大ですが、いわゆるラップゲームの外にいるXXXのような人たちが個人的には断然面白いです。
2. SEVENTEEN(세븐틴) - "숨이 차 (Getting Closer)"
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出だしは普通なんですが、それ以降はほぼビートのみのトラックでハードな仕上がりです。「めっちゃ大好き!」という感想ではないのですが(すみません)、SEVENTEENのことを調べていたら思い入れが強くなってきたのでピックアップしました。彼らは自分たちで作詞作曲振り付けまで手がけているグループなのですが、特にWOOZI君(他のメンバーに比べて背が低い彼です)の役割が重要で、作詞作曲のみならずボーカル指導などもしているとのこと。これだけ頑張ってたら当然実力も伸びるし人気が出るのも納得です。
3. Puredigitalsilence - "Circumfluence"
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知る人ぞ知るPuredigitalsilenceのアルバムがアナログリイシューされました。PDSは90年代末から00年代初頭にかけて韓国で活動していたアンビエント/エクスペリメンタル系のバンドです。このアルバムは98年作ですが、PDSのメンバーは今もAstronoiseやVomit & Tearなどノイズやエクスペリメンタル系のバンドで活動しています。パンクやメタルなど様々なジャンルが入り交じり、今よりもずっと混沌としていたであろう20年前の韓国インディーで産まれた「静寂」をぜひ追体験してみてください。今作を発掘したDaehan Electronicsは、乙支路のClique RecordsのメンバーでもあるDJ 6TSが運営するレーベル。2LPの贅沢エディションに気合が感じられます。
4. SHINee - "Lucifer(Instrumental)"
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奇をてらうわけでもなんでもなく、2018年一番よく聴いた韓国音楽はこの曲でした。いわずとしれたSHINeeの2010年の大ヒット曲なんですが、インストで聴くと上音の分厚いシンセが際立って最高なんです。私は完全にトランスとして聴いていて、自分の中でトランスリバイバルはこの曲に始まりこの曲に終わったといっても過言ではありません。他にもあるんじゃないかとこの頃のK-Popをインストでいろいろと聴き直しましたが、結局これが最強でした。ところでこの音源、どうしても手に入れたいのですが、出処がわかりません。コメント欄によると、カラオケアプリからのぶっこ抜き説と日本の公式サイトで配信されていた説があるのですが本当のところどうなのでしょうか?ご存知の方はご一報願います!
5. 김성호 - "우리는 빛을 따라가야해"
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古い曲を紹介するシリーズ、今回はキムソンホさんの”我々は光に沿って行かなければならない”です。韓国の友達のディスコミックスに入ってて知りました。この抑揚のないラップのような歌い声がいいです。歌詞はキリスト教系(韓国あるある)。こういうなんともいえないダウナーなディスコは韓国に多い気がします。
stttr
DJ。新旧韓国音楽。韓国や日本など東アジア各国のポップミュージックを比較研究しています。
高橋アフィの5曲
1. Sol Monk - "ZPE (Performed Live)"
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Buttering Trioなどが所属するイスラエルのレーベルRaw Tapesより、ドラマー/プロデューサーのAviv Cohen a.k.a. Sol Monk。Aviv Cohenとしては、ジャズ分野でのドラマーとしてトランペットのAvishai Cohenのバンド等でも活躍、またSol Monkとしては昨年Jenny Penkinのプロデュースが素晴らしかった彼の、スタジオライブ動画です。
ドラマーとしての技量とビートメイカーとしての実験性が混ざると、こんなことになるのかという演奏!とはいえよくよく聞くと、意外にもドラムの叩き方やフレーズ自体はシンプルかつ王道で、それを音色や使い方を調整しビート系までアップデートさせているように思います。特に後半のタム連打パターン、フレーズのみ考えるとハードロックやメタル系にも思えるのですが、前半部とノリ自体は全く変わらないように聞かせる、そのテクニックとセンスに驚愕です。
2. Kelsey Lu - "I'm Not In Love"
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Solange、Florence Welch、Kelela、OPN、Blood Orangeと数多くのアーティストとコラボしてきたチェリスト/ボーカリスト。イギリスのロックバンド10ccのカバー曲です。
ほぼ7分という長尺なのに、ミニマルでシンプルなトラック!アンビエント以降のニューエイジの質感というか、エクスペリメンタルなアレンジがカッコ良いのですが、ぬるっとしたビートや大仰なシンセ使いなど、意外に原曲そのままでした。とはいえ原曲は良い歌ものという印象なんですが、このアレンジの肝はメロディのラフな声の重ね方だと思います。俗っぽさと高尚さが共に押し寄せてくる勢い(We Are The Worldみたいというか、合唱曲っぽいというか)はギリギリなんですが、そこに普通の良い曲良い歌にさせないえぐみがあり、滅茶苦茶カッコ良いと思います。
あまりにお洒落すぎる映像の破壊力も合わせてぜひとも。
3. Yves Jarvis - "that don't make it so"
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今まさにこういうの聴きたかった!モントリオールを拠点とするミュージシャン。以前はUn Blondeという名義で活動していたようです(そのアルバムも良かったです)。今年の3月発売予定の新譜より。
ベースや声など、どろっとしている方のネオソウルな楽曲なのですが、派手なエフェクトで宅録的なえぐみを取り入れてると思います。重心が低いにも関わらず、ぶっ飛び系なサイケさもかっこ良い!楽曲の短さも潔くて好きです。
4. Akuma No Numa at MORE on Dec 22 2018
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毎年「年度目標」を立てているのですが、今年は「DJやミックスを沢山聞く」ということで、さっそく1月より今月の良かったミックスです。
Compuma、Dr.Nishimura、Awanoの3名によるDJユニット「悪魔の沼」のライブミックス。あらゆるものを凶悪にずぶずぶ沈めていくミックスで、はじめのノンビートの雰囲気はどこへやら、気がつけば魔境というか、強力なダンスミュージックに連れて行かれカッコ良いです。ぎりぎり人が耐えられる過入力、ローファイ&情報過多な攻撃性が、DJミックスでありつつも、バンドセッション的な荒々しいグルーヴ感があって素敵でした。密林系な前半だけでなく中盤〜の80sな硬いリズムも、過激なノイズ量などでドロドロになっており、イーブンなリズムの新たな扉を開かされた気持ちです。
5. DOMi & JD Beck - "BATHROOM PART 2"
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20才のキーボーディストDOMiと15才のドラマーJD Beck(年齢は誤差の可能性あり…とりあえず若い!)。DOMiはLouis Cole等と、JD BeckはJon BapやMonoNeon等共演している、若手注目株二人のインスタ動画です。
グルーヴ感はもちろんのこと、凄まじく速く、凄まじく正確なフレーズが素晴らしいですね。ナチュラルにエレクトロ的な質感というか、機械的な正確無比さ&音色の攻撃性があって、これが新世代なのか…!?ここからは想像ですが、インスタなど短い動画が基本な世代ゆえの尖り方なのかなと思っています。この息つく暇が無い、情報量の洪水な演奏!二人とも始終攻め攻めで、バッキングという概念が無さそうなフレーズのぶっ込み具合、1分も満たないのにお腹いっぱいにさせてしまう破壊力が素敵です。
高橋アフィ
TAMTAMのドラムの他、文章やDJ等。好きな音楽は新譜、趣味はYouTube巡り。
CH.0の5曲
1. The Putbacks - "The Ways (with Bilal)"
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オーストラリア・メルボルンを拠点に活動する新興ファンクバンド The Putbacks が、去年の暮れにリリースしたアルバムから。
Portisheadを思わせるダークネスに、Biralのヴォーカルが黒く輝きます。優れたディープ・ファンクであると同時に、サンプリングネタの宝庫。ぜひアルバムかLPで。
2. The Traffic - "Like I Love You Funk 45"
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2015年あたりから、ナイスなファンクカバーを連発させているバンド The Trafficもまた、オーストラリア・メルボルンbased。特にこの曲は2000年代初頭に大ヒットした、Justin Timberlakeの"Like I Love You"のカバーで、原曲はプロデュースにNeptunes、フィーチャリングにClipseという大好物のタッグ。普通、カバーだと原曲より盛り下がってしまうイメージが強いけど、この曲はヴォーカルのメロディーラインを楽器でそのまま再現していて聴き劣りが全くなく、むしろ特徴的なギター・カッティングとドラムスの疾走感は加速している印象。これでもうクラブで懐メロをプレイする後ろめたさを感じる事もなく、堂々とプレイ出来ます。
3. DJ Raff - "Resistencia"
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日本未上陸な気がしてならない、チリ出身のDJ/トラックメーカー DJ RaffによるEPから。ラテンなノリを感じさせるパーカッションに、沸々とボルテージを上げられる低速ハウスなノリが、中毒性高くて気に入ってます。昨年のリリースですが、Mura Masa & Octavian - "Move Me"とミックスしたりして、クラブでも度々プレイさせてもらっています。
4. Logic1000 - "Precision"
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4曲目まで来てやっと気がつきました。今月はオーストラリアの音楽ばかり聴いているという事に。メルボルンbasedのプロデューサー Samantha Poulterによるこの曲に、もはやメロディーなんてものはなく、アフロなノリを想起させるパーカッションの連打に、淡々と打ち続けるドラム、妙な声ネタで構成されたユニークでストイックな楽曲。ジャケットのお姉ちゃんには、それどこ見てんねん!と、思わずツッコミを入れたくなります。
5. Jio - "How Many X's"
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病み上がりのKid Fresinoから先日、今んとこ今年ベスト!と送られて来た1曲。ループさせたアンビエントを上ネタに、気の抜けたエモーショナルなラップが何とも癖になる。なるほど病み上がりにはちょうど良さそうです。個人的にはシンセの入れ方にセンスを感じました。何とこのアルバムがデビュー作だそう。今後に期待大です。
~CH.0 Monthly Selects for FNMNL~
そして、今月からこの企画を通してピックアップさせてもらった楽曲群をまとめたプレイリストを、Spotifyにて公開中です。惜しくも選ばれなかった次点なども時々挟もうと思ってますので、ぜひFNMNLを読みながらチェックしてみてください。
CH.0
京都を拠点に活動するDJ。2017年 KID FRESINOと共にDJパーティー『Off-Cent』をスタート。
その他、数々のアーティスト・ビートメーカーの作品へのスクラッチ参加に加え、
自身のMixCloud上で多数のMIX音源を公開。現在、自身初となるアルバムを制作中。
https://www.mixcloud.com/channel-0/
鳥居真道の5曲
1. Hama - "Terroir"
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サハラ砂漠南縁部に広がるサヘル地域の音楽を世界に紹介するオレゴン州ポートランドのレーベル、Sahel
SoundsからリリースされたHamaのアルバム『Houmeissa』より。Hamaは西アフリカはニジェールの首都ニアメ在住の音楽家。彼がジャケ写やアー写で持っているアラビア文字が書かれたヴィンテージのシンセはYAMAHAのPSR-64というもので、YouTubeでデモ動画をチェックするとどうもイスラム圏に向けて開発された製品らしい。
懐かしさを感じさせもする響きのフューチャリスティックなシンセによって繰り出されるフレーズの根っこにはトゥアレグ族の民謡があるとのことだ。ベースとなるリズムはアフリカの定番リズムであるハチロクと4拍子が交差するいわゆるクロスリズム。けれどもアーシーな感覚は希薄。わかりやすく何かのパロディになっているというわけでもない。これぞ「非<今・ここ>音楽」の極北。MVもいいね。
2. Barbatuques - "Toma Lá Dá Cá"
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Barbatuquesはブラジルのボディ・パーカッション及びアカペラ集団。そんな風に紹介されれば、知らぬうちに商業音楽の決まりごとを内面化してしまっている我々からしてみると、なんとなく触手が伸びず及び腰になってしまいそうなものだが、音源を聴きさえすれば彼らがとても親しみやすいポップな集団であるとすぐにわかるはず。今回はGilberto Gilライクなファンキーなこの曲をご紹介。愛らしいこどものラップはおそらくボイスチェンジャーによるものだと思われる。ライブ映像を観ると楽器としての身体の限界に楽しく挑戦していることが伝わってくるので是非チェックされたい。
3. Jay Mitta feat Dogo Mjanja - "TATIZO PESA"
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ウガンダの首都カンパラに拠点を置くレーベルNyege Nyege TapesからリリースされたJay Mittaのアルバム『TATIZO
PESA』より。Jay Mittaはウガンダのお隣タンザニア最大の都市ダルエスサラーム在住のプロデューサー。このアグレッシブでテンポの速いダンスミュージックはSingeli musicと呼ばれるものとのこと。テンポこそ速いものの、各楽器の配置が合いの手を応酬のようにデザインされているからとっ散らかった印象は皆無。クラーベ的なシンコペーションで躍動するスネアはビンタの連打のようで聴いていると意識が朦朧としてくる。1時間ほどこの音楽に合わせて踊り続けたら彼岸が見えるはず。
ちなみにMCを務めるDogo Mjanjaは14歳だそうだ。MVでは先生らしき伊達男に棒でしばかれているので心配になる。
4. Shay Lia - "Feels"
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Shay Liaはモントリオール出身のシンガー。KAYTRANADAの作品に参加すること度々。最新シングルであるこの曲のプロデュースを務めるのはパリを拠点に活動するstwo。ミニマルでアブストラクトなトラックは、むせかえるほどの色気と哀切を極めており、思わず胸が締め付けられる。心の襞を優しく撫でるShay Liaの滑らかな歌声はさながらベルベットのような手触り(ベッチンしか触ったことがないけれど…)。なかなか寝付けない夜に布団の端を噛みながら寝返り打って悶々と聴きたい一曲。このような抽象的なサウンドが商業音楽として成立していることに感動する。しかもとびきり色っぽいという。奇跡。
5. Lee Fields & The Expressions - "It Rains Love"
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現代においてオールドファッションなソウルやファンクを愛しつつも、音圧戦争華やかなりし頃のUKジャズ・ファンク・バンドのようにモダンなバキバキなサウンドは耳が疲れるし、かといってビンテージなサウンドの再現にこだわられても、現在は過去ではなくあくまで現在でしかないという現実を却って浮き彫りにしてしまうし、困ったものだなあ、まあでもいつものように昔の音源を聴いておけば間違いないけどね、ハハ!と嘯く者に冷水を浴びせた後、そっとやさしく抱きしめてくれるような存在の音楽レーベル、Big Clown Recordsから届いた歌の贈り物。それがこの"It Rains Love"というシングル。Lee Fieldsは40年以上活動を続けるベテランシンガー。年季の入った歌声の苦味といったらない。
曲自体は往年のWillie Hutch的な世界観を感じさせるが、The Expressionsの音選びやフレーズ選びが昨今のインディーシーンの潮流を意識したものになっており、今聴いてぐっとくるソウルに仕上がっている。なんでも古けりゃいいってもんじゃないし、新しけりゃいいってもんでもない。物作りってえのはそんな生易しいもんじゃない。そんな矜持を背中で語るBig Clown Recordsをこれからも応援していきたいと思います。
鳥居真道
1987年生まれ。トリプルファイヤーのギタリストで、バンドでは多くの作曲を手がけている。また他アーティストへのライブやレコーディング参加、楽曲提供、選曲家としても活動。ピーター・バラカン氏はじめ多くの方とDJイベントも定期的におこなっている。
Lil Mofoの5曲
1. Murderer - "Juicy Fruit Dream"
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Crazy SpiritとDripper Worldの人Sam RyserによるMurdererのデビューLP。美学のちりばめられたロマンチックなNYパンクをお楽しみ下さい。
2. Levon Vincent - "Cake 1"
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何これカッコイイ!買います。
3. Rune Bagge - "Thought He Was (4 To The Floor Mix)"
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自由を求める心が野蛮なテクノへわたしを引き付ける!!
4. Jio - "Precious"
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宅録(死語?!)R&B。天才J. Albert自ら歌いまくりの、よさちりばめられたゆる作。
5. DJ Charme - "Naïade"
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たのしみにしてる1枚。
Lil Mofo
ジャンルや年代を超えた選曲、素朴ながら実験的なプレーのオリジナリティが評価され、東京を拠点に国内外で多くのギグをこなすセレクター。2018年 The Trilogy Tapesよりミックス・テープをリリース、Resident AdvisorのPodcastにミックスを提供。3年間ホストを勤めたNTS Radioを卒業し、リヨンのインターネット・ラジオ局LYL Radioにて新たに番組をスタート。