A$AP RockyがR. Kellyの騒動について「彼は病気と戦っていかなきゃいけない」とコメント

性的暴行を告発するドキュメンタリー『Surviving R. Kelly』が放送されて以降、音楽業界の内外から強く批判を受けているR. Kelly。彼の音楽を聴くことをやめ業界から追放しようとするムーブメント「#MuteRKelly」も盛り上がりを見せる中、A$AP Rockyが独自の見方を示している。

ことの発端はFrench MontanaがR. Kellyについて「みんなに作品を楽しませてやれよ。起こったことは起こったことだ」とのコメントを発表し非難を浴びた一件であった。その後故A$AP Yamsの追悼イベントのためにThe Angie Martinez Showに出演したA$AP Rockyが、French Montanaの発言を擁護しながらも独自に分析したコメントを発表した。「French MontanaはまるでKanye Westみたいに、自分の意見を述べようとして言い方を間違えてしまったんだと思う。あいつが言いたかったのは、Bill CosbyやR. Kellyのような奴らが長い時間をかけて作ったものが追いやられてしまうことについてなんだ。誤解しないでくれ、彼はR. Kellyが強姦魔だってことを知っていたと思う」という意見からは、French MontanaがあくまでR. Kellyの作品のみについて考えた結果として間違った発言をしてしまったとRockyが考えていることが分かる。

また、R. Kelly自身が犯した罪についてRockyは「この問題については、もしあの男が病気を抱えているなら、彼はそれと戦っていかなきゃいけないと思っている」とのこと。単にR. Kellyを非難し追いやろうとするのではなく、彼の抱える問題を解決することを第一に考えているようだ。

あくまで冷静沈着な持論を展開したA$AP Rockyだが、FutureやFrench MontanaのようにR. Kellyの問題を軽く見るヒップホップアーティストも存在する中、状況を俯瞰する視点を持つことはいかにも彼らしいと言える。

A$AP Rockyのインタビューの全編はこちらから。

RELATED

A$AP Rockyの判決が控訴されず保護観察処分が確定

スウェーデンで一般人と乱闘騒ぎを起こし、一ヶ月に及ぶ拘留の末裁判で2年間の保護観察処分に処されたA$AP Rocky。現在はアメリカに戻り活動を行なっている彼だが、今回、裁判の上告が行われず2年間の保護観察処分という判決が確定したことが報じられた。

A$AP Rockyに有罪判決と2年間の保護観察処分が下される

先月初めにスウェーデンで一般人と乱闘騒ぎを起こしたことにより、1ヶ月にわたり拘留された後、現在はアメリカに戻ってきているA$AP Rocky。トランプ大統領が動くなど国家間をも巻き込む大騒動となったこの事件だが、ついに彼に判決が下された。

裁判中のA$AP Rockyが有罪の判決を受けた場合スウェーデンに戻る可能性が浮上

先月初めにスウェーデンで一般人と乱闘騒ぎを起こし、一ヶ月にも及ぶ拘留の後裁判の結果を待つ間アメリカへの帰還を果たしたA$AP Rocky。彼を解放するためにトランプ大統領が直々に動くなど異例の事態に発展したことも話題を呼んだが、彼が完全に自由の身となりこのまま無事にアメリカで暮らせるわけではない可能性が浮上しているようだ。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。