【インタビュー】NAO | 『Saturn』の時期と変化

UKのシンガーで、Mura Masaとのコラボなどで注目を集めるNAO(ネイオ)が、明日ニューアルバム『Saturn』をリリースする。

R&Bやヒップホップ、ジャズ、ソウルからハウスなどのダンスミュージックまで、ハイブリッドな音楽性を昇華したサウンドを作り上げた本作は、30代を迎えたNAOの変化を表した内容となっている。

自身の変化の軌跡を捉えた本作について、また先達から同世代の影響を受けているアーティストまで、そして自身のレーベルにLittle Tokyo Recordingsという名前をつけ、12月には初の来日公演を行う彼女の日本の思い出まで話を聞いている。

 

- ニュー・アルバムの『Saturn』を聴かせてもらいました。あなたのヴォーカル表現においても、サウンドにおいても、一層の深みと広がりを感じさせるようになった素晴らしい作品だと思います。

NAO - ありがとう。

- 今回が日本デビューとなるので、まずは前作『For All We Know』について幾つか訊かせてください。あのアルバムはPrinceに代表される官能的なR&B/ファンク・ポップを、BurialやJames Blake以降のUKクラブ・ミュージック的なプロダクション、あるいはD'Angeloに通じるタイム感を持ったビート・アプローチで現代的に再解釈した作品だと捉えられます。実際、あなたは『For All We Know』の制作にあたって、どのような音楽的ヴィジョンを抱いていたのでしょうか?

NAO -  『For All We Know』は私が好きな音楽と今まで辿ってきた音楽の道の過程をすべて表現するものだったと捉えているの。私はコマーシャルなものとか、ポップミュージックカルチャーにはあまり洗礼を受けて来なかった。ここ最近の音楽を聴いていてソウルをあまり感じなかったので、そういったオルタナティヴな世界とポップ世界の二つの世界を融合させようとしていたんだと思う。ポップミュージックにソウルを取り戻したくて。『For All We Know』では、さまざまなジャンルを取り入れて、そういったことをしていこうとしたの。ポップ、ファンク、R&B、D'Angeloっぽいスタイルのソウル、それを全部合わせてみたらどうなるのだろう? って思って。

- 『For All We Know』、そしてNAOというアーティストを形成するにあたって、欠かすことが出来ない重要な影響を与えたアーティストや作品を2つ以上挙げるとすれば、それは何になりますか?それぞれ理由と共に教えてください。

NAO - 2つだけに絞るというのは、とても難しいことだから、とても難しい質問ね……。

- では、二つ以上答えていただいてもいいのですが……。

NAO - そう?(笑)オッケー。90年代のR&Bには結構影響は受けてきているわ。Missy Elliott、TLC、Janet Jackson、Timbalandとか。私は、そういった音楽をティーンエイジャーの時に聴いて育ったのね。それを、現代のニューエイジ系のエレクトロ系のものとの組み合わせた作品になっていると思う。James Blake、Little Dragonなどのアンダーグラウンドなエレクトロ系のアーティストのものと、90年代のMissyみたいなものと組み合わせたらどうなるんだろう、と思ってやってみたの。

- 『For All We Know』には“Voice Memo”と題された短いスキットが3つ収録されていて、アルバム制作過程や、デビュー前の下積み時代からの道程をリスナーと共有しているような側面もありました。今振り返ると、あのアルバムは自分にとってどのような時代をスナップショットしたものだったと感じますか?

NAO - ティーンエイジャーから20代の前半の自分のスナップショットだっと思う。18歳になって成人したという時のスナップショット。当時の恋愛関係のスナップショット。それまでに私が習ってきたことのスナップショットかな。

- ニュー・アルバムは『Saturn』というタイトル通り、あなたが29~30歳という節目の年齢を迎えるにあたって、自分の人生の様々な側面を改めて見つめ直したことが重要なモチーフのひとつになっています。「サターン・リターンズ」に際して、あなたの胸に去来した思いとは具体的にどのようなものだったのでしょうか?

NAO -  「サターン・リターンズ」は、占星的な考え方で、土星(=Saturn)という惑星は、生まれてから27年から32年かけて一周するらしいの。土星は、成長とか学習の惑星なのね。27年ぐらいの人生を生きると大きな事柄が起こる。大人になっていくのよね。私はそういったことを経験していたし、周りの友達もそういったことを経験していた。同時に同じ年齢の人達がみんなさまざまな事態をむかえていたのね。例えば、別れであったり、仕事の方向性が変わったり、長年何かに向かって頑張っていたんだけど、それがキャリアとして上手くいかなくて、方向性を変えざるを得なかったり….。周りに多くの変化があって……。このアルバムはそういった「変わること」(Change)を題材にしているんだと思う。そしてまた、成人することを表している。20代の後半から30代に突入する、大人の女性になっていくということがどのように見えるか、どんなサウンドになるか、というのを表しているんだと思う。

- 本作はアルバム全体を通して、何かしら大切な関係に区切りをつけて、新しい世界に進もうとしていることを歌っているようにも感じられます。このような捉え方は、あなたにとってどの程度納得が行くものでしょうか?

NAO - そうね。まさしくそういったことだと思うわね。

- タイトル・トラックの“Saturn”では、惑星に例えてロマンティックに恋愛感情が歌われていますが、クロージング・トラックの“A Life Like This”は「And Saturn won’t return to me」という印象的なフレーズで幕を閉じます。この2曲に登場する「Saturn」は互いに関係があるのでしょうか? それとも、全く別のものを指しているのですか? 

NAO - そうね、全部関係があるわ。う〜ん、この「サターン・リターンズ」という概念が常に当てはまるの。あまりにも大変で困難な時期を経験しているから「And Saturn won’t return to me」と言っているのは、こういった大変な時期をまたむかえたくない、という意味。とても困難で苦しい時期だったから、そこからまた違うところへ行く準備ができている、という意味でこう歌っているの。

- “A Life Like This”の最初に登場する「Michicant」とは、Bon Iverの曲のことを指しているのでしょうか? だとすれば、そこにどのような意味合いを持たせているのか、教えてください。

NAO - そこに気がついてくれたのは、とても嬉しいわ。ティーンエイジャーだった頃から20代にかけて、彼の音楽は私のサウンドトラック的な存在で私の人生の一部分だった。友達とも一緒に聴いていたし。2017年のコーチェラの彼のヘッドラインのショーで、「一緒にパフォーマンスしない?」と言われ、信じられなかったわ。彼のどの曲を選んでもいい、と言われて、"Michicant"を選んだの。これが、Bon Iverのフェイバレットソングだったから。コーチェラのショーで、10,000人の前で一緒にこの曲を歌ったの。それは私にとって、とても美しい瞬間だった。だから、“ア・ライフ・ライク・ディス”の歌詞では、「Michicant,if you ever dream of a life like this〜」「こんな人生を思い描いたことがある?」というフレーズから始まるの。車の中で、“Michicant”を聴いていた私が、10,000人の前で今度は“Michicant”をパフォーマンスをしている。それはとてもスペシャルなことだわ。

- プレス・リリースの中で、あなたはKendrick Lamarに言及しています。シンガー、リリシストとして、彼のどのようなところにインスパイアされたのでしょうか?

 NAO -  Kendrick Lamarは、私のオール・タイム・フェイバリットアーティストだわ。私はヒップホップ好きだし、男兄弟が3人いるので、ヒップホップは家でもよくかかっていた。NASや、Mobb Deepなどをよく聴いていたんだけど、それ以降インスパイアーされて好きになれるヒップホップものがなかなか見つからなかったの。そんな中、Kendrick Lamarに出会って。特に、『Good Kid, M.A.A.D.City』というアルバムを出した時は素晴らしいと思ったわ。今でも、素晴らしい作品を出し続けているけどね。彼は声にいろいろなカラーやキャラクターを持っていて、声で探求しているところが好き。そんなことを私も今回のアルバムで試してみたの。“Orbit”という曲では自分の中のKendrick Lamarを探求していった。だからセカンド・バースでラップとかをしてみたいの。ヴォーカルエフェクトをかけたりするので、私の声じゃないみたいに聴こえる。Kendrickも、作品によっては、彼の声に聴こえないものもあるでしょう?だから、この曲は、Kendrickへのオマージュのようなもの。

- 『Saturn』ではあなたのヴォーカルの情感が一層豊かになったのはもちろんのこと、曲によってはエフェクトを多用したり、SiRやKwabsとのデュエットを聴かせたりと、より表現の幅が広がっています。あなたが声という楽器を使って本作でどのような挑戦をしたかったのか、教えてください。

NAO - シンガーとして、私は常に自分の声の幅を広げていきたいし、常にチャレンジをしていきたい。ヴォーカルの音域、ヴォーカルの技量的な可能性を常に伸ばしていきたい。これらの曲で、自分がヴォーカルリストとしてできる領域をもっと見せていったという感じね。

- 本作ではR&Bやファンクはもちろん、ハウス・ミュージック的なビートの曲もあるなど、音楽的にも多彩です。サウンド面においてインスパイアされたアーティストや作品は何かあったのでしょうか?

NAO - そうね、ある特定のアーティストというよりも、あるスタイルの音楽とか、ビートには影響を受けているかも。アルバムでは、“Drive and Disconnect”という曲がソウルのビートになっている。私はアフロビーツが凄く好きで、UKやアメリカでも世界中で今結構注目されていると思うの。もともとアフリカからのビートよね。この曲の中で私なりの解釈でそういったビートを起用したつもり。曲に関しては今まででもっともR&Bっぽい感じにしたと思う。“Make It Out Alive”や、“Saturn”なんかはそうよね。そうね、R&Bとかにハマっていき、より追求していった感じはあると思うし、“A Life Like This”みたいにもっと壮大な感じのエレクトロニック系、James Blakeっぽい感じの方向性にも行っている。様々な影響を受けてきた音楽のスタイルが曲に反映されていると思う。

-  BurialやさっきおっしゃってたジJames Blake以降のUKクラブ・ミュージック的なプロダクションを感じさせたという意味で、前作『For All We Know』はイギリスだからこそ生まれた作品だという印象を受けました。前作のリリース以降、イギリスではJ Husに代表されるようなアフロ・バッシュメント、あるいはサウス・ロンドンのニュー・ジャズやインディ・ロックなどが注目されましたが、あなたに何かしらの刺激を与えるような動きはあったと言えますか?

NAO - UKの音楽は当然耳に入ってくるし、私はロンドンで活動しているから、影響を受けざるを得ない。例えば、意識的にバッシュメント・ミュージックを取り入れようと思っていなくても、直接的でなくても、間接的に影響を受けてそれが音楽に現れることもある。例えば、直接アフロ・バッシュメントっぽいものにしようと思わなくても、そういうものが感じられるかもしれない。それは、何かの言葉がそういう風に聴こえたり、私が歌うあるフレーズがそう聴こえたり、パーカッションのビートの叩き方であったり。何か好きな物は必ず影響を与えると思うし、それが音楽に現れると思うの。

- アフロ・バッシュメント、あるいはサウス・ロンドンのニュー・ジャズやインディ・ロックは実際には影響を受けましたか?

NAO - そうね。その中では、比較的ニュー・ジャズとかに影響を受けたからしら。私はジャズを勉強してきたから。アンダーグランド的な動きとしてはずっと存在し続けてきたものなんだけどね。ジャズ・クラブやオルタナティヴなアートスペースで紹介されたりしてきたけど……。ここ最近注目されてきていて、流行っている。それは素晴らしいことでエキサイティングね。いい音楽がまた再び今の世の中に蘇ってくることはいいことだと思う。

- ここ一年ほどで、Jorja SmithやエElla Maiといった新世代のR&Bシンガーもイギリスから登場しています。あなたと較べると彼女たちの方がよりオーセンティックな志向に思えますが、あなたが彼女たちをどのように評価しているのか、教えてください。

NAO - すごくエキサイティングなことだと思うわ。よく、「UK出身だとアメリカやその他の世界でブレークするのは、難しい」と言われていたでしょう? でも、インターネットのおかげで、やっとそうではないという状況が業界の中で見られる。彼女達はアメリカやその他世界にもブレイクしているわけだから。私はJorjaやElla Maiは好きだし、彼女達がアメリカやその他の世界にに紹介されていることはとても嬉しいし、エキサイティングよね。私に関しては言えば、アメリカのショーも数回ソールド・アウトになったし、オーストラリアや、韓国、ヨーロッパもソールド・アウトになった。それは、インターネットのおかげね。音楽がいろいろなところに広がるようになった。UKのアーティストにとっては音楽的にもとてもエキサイティングな時代だと思うわ。世界に発信していくことができている。

- 『Saturn』において、恋愛は欠かせないモチーフのひとつです。例えばSZAは恋愛にハマる自分をモチーフにしながらも、アルバムに『Ctrl』というタイトルをつけていることから、恋愛依存からの脱却、自立を意識していることが窺えます。そしてDua Lipaの“New Rules”は、恋愛依存からの脱却のために女性同士の連帯を掲げて支持を集めました。それでは、あなたの作品において、恋愛というモチーフはどのように位置づけられるものなのでしょうか? 

NAO - 愛というものは、それぞれの人にとって興味深く、深い題材だと思うの。愛というものは様々な側面があると思うから。ポジティヴな面、ロマンチックな面、セクシャルな面、失恋をしたり……。愛を題材にする曲は何千曲も書けると思う。アデルがそれを上手くやっているわ。本当にいろいろな側面があるから。今回のアルバムでは、私にとっての“愛”とはどんなことを意味するのかを取り上げたと思う。愛の始まる瞬間から、ピークを向かえて、それから別れまで。長い時間をかけていろいろな愛の題材ができあがる。アルバムでは何回か恋愛についての歌が登場するけど、別の愛の側面も取り上げている。例えば、自己に対する愛であったり。自分自身とどう向き合っていくか、自分のことをどう考えているか。また、“Drive and Disconnect”はギアを入れてとにかくドライヴする、っていうことを歌っているし、“Make It Out Alive”は落ち込んだ状況に巻き込まれてしまって、あまりにも深く落ち込んでしまって、そこから生きて抜け出せるかわからないというようなことを歌っているから、まったく愛の歌じゃないものもある。愛はストーリーの中で大きな部分を占めているけど、他の題材も取り上げる必要性を感じたの。

- ここまでの質問で、『Saturn』について訊き逃している重要なテーマがあれば、それを教えてください。

NAO - う〜ん、ほとんど説明しきれたと思うわ。(笑)いつも、作品を書き終わって、新しいアイディアを書いて行こうと試みたりするんだけど、もうアイディアを出し尽くしてしまったから、その瞬間はなかなか生まれないのよね。暫く休まないと何か当たらしアイディアが浮かんでこないから、そんな心境かな? 結構説明しきったと思う。今回のアルバムに関しての説明は、全部でできていると思うわ。

- 前半にしたのと似たような質問をさせてもらいます。あなたにとって、『Saturn』は自分のどのような時代をスナップショットしたものだと感じていますか?

NAO -  『Saturn』は、少女が大人になっていく時のスナップショット。成人していく時のスナップショット。そして、20代から今まで、そして30代に入っていく過程のスナップショット。愛とハートブレイクのスナップショット。成長過程のスナップショット。そういったものすべてのスナップショットね。

- 最後に日本についてお伺いしいます。自身のレーベルにLittle Tokyo Recordingsという名前をつけていますが、日本はあなたにとってどのような場所ですか? 12月に初めて来日公演で来る際に、楽しみにしていることがあれば教えてください。

NAO - 日本には休暇で行き、いろいろ探求して回ったわ。東京と大阪とあと、南の方で行ったところがあるんだけど、何って言う街の名前だったかしら?

- 九州?

NAO - 違う、もっと、伝統的なものがある場所。

- 京都じゃないですか?

NAO - そうそう、京都! 京都は日本の中で最も好きな街よ。とても綺麗なところだった。レーベル名をLittle Tokyo Recordingsにした理由は、日本の人達がどれだけジャズが好きなのかということに対して感心したの。私はもとともジャズを勉強してきたから、ジャズは好きで、それが音楽として日本で未だに聴かれているというのは私にとってとてもスペシャルなことだった。私のレーベルもそういったスペシャルな音楽を取り入れていきたかった。東京では、「リトル・ソウル・カフェ」というバーへ行ったんだけど、とても小さなお店で、ジャズとか古いファンクとか、古いソウルをかえていたの。そして、当時の彼とそこで一晩中音楽を聴いたわ。珍しいジャズのレコードやヒップホップ、サントリーのハイボールという飲み物を飲みながら聴いていた。(笑)東京の楽しい思い出よ。

- 日本でのあなたの公演楽しみにしていますね。

NAO - 私も楽しみよ。

- 今日は具合の悪い中、ありがとうございました。何か、ファンの方達へのメッセージとかありますか?

NAO - ありがとう。愛しているわ。私の音楽を聴いてくれてありがとう。12月のショーで会えるのを楽しみにしているわ。

- 本当にありがとうございました。良くなって下さいね。お大事に〜。

NAO - ありがとう。

Info

2018年12月6日(木) 渋谷 WWW X
OPEN 18: 30 / START: 19:30

オールスタンディング \ 6,000 (税込・別途 1Drink 代) ※未就学児入場不可
企画・制作・招聘: Live Nation Japan

協力:SONY MUSIC

お問い合わせ:Live Nation Japan e-mail: info@livenation.co.jp


Live Nation Japan 先行:9/8(土)昼 12:00 ~9/11(火) 23:59 http://po.st/naotokyo ※先着受付

その他先行: 9/12(水)00:00 〜 http://po.st/naotokyo
一般発売:9/ 22(土)10:00〜チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、iFLYER にて発売開始

Nao | ネイオ
ニュー・アルバム
『Saturn | サターン』 <国内盤 CD(全 16 曲)> 2018 年 10 月 31 日(水)発売 ボーナストラック収録

2,200 円+税 / 解説・歌詞・対訳付き

トラックリスト
01. Another Lifetime | アナザー・ライフタイム
02. Make It Out Alive (feat. SiR) | メイク・イット・アウト・アライヴ(feat. SiR)
03. If You Ever | イフ・ユー・エヴァー
04. When Saturn Returns (Interlude) | ホエン・サターン・リターンズ(インターリュードード) 05. Saturn (feat. Kwabs) | サターン (feat. クワーブス)
06. Gabriel | ガブリエル
07. Orbit | オービット
08. Love Supreme | ラヴ・シュプリーム
09. Curiosity | キュリオシティー
10. Drive and Disconnect | ドライヴ・アンド・ディスコネクト
11. Don’t Change | ドント・チェンジ
12. Yellow of the Sun | イエロー・オブ・ザ・サン
13. A Life Like This | ア・ライフ・ライク・ディス
国内盤ボーナス・トラック
14. Bad Blood | バッド・ブラッド
15. Adore You feat. Abhi Dijon | アドア・ユー feat. アビー・ディジョン
16. Girlfriend | ガールフレンド
<配信(全 13 曲)>
2018 年 10 月 26 日(金)配信予定 iTunes 予約注文受付中

https://lnk.to/SATURN

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