Pornhubがポルノの影響について研究している研究者に2万5000ドルを寄付
世界最大級のアダルトサイトPornhubが学問の世界に進出した。Inverseによると、Pornhubはポルノ動画に関して研究した学者に賞金として2万5000ドルを寄与したそうだ。
めでたく賞金をもらうこととなったのはカンザス大学の心理学者Omri Gillath、Ateret Gewirtz-Meydan、Katie Adamsの3人。この3人はポルノ動画の研究でアダルトサイトから金をもらった史上初の研究者となった
Gillathら3人はこれまで対人関係についての研究に焦点を当てていたが、今はポルノが消費者に与える良い影響、悪い影響について研究することに情熱を注いでいるとのこと。
Inverseのインタビューに対し、「ポルノは主流の一部分になりつつある」とポルノが人々の生活の一部になっていると3人は語っている。
今年の3月に募集を開始した、Pornhub Sexual Wellness Center Grantには沢山のポルノに関する研究が集まったが、Gillath氏らの研究がトップに立つこととなった。
その決め手としてPornhubのCorey Priceは「彼は大人の娯楽の消費やその影響に関する詳細な情報を解き明かすことに専念してくれた。私たちは彼の努力を祝福することができて、嬉しいよ」と語った。
Gillath氏らはこれからもポルノに関する研究を続けていくようで、「研究者達はこの手の分野やポルノに関する研究に対してネガティブな偏見を持っている。Pornhubは社会の役割の一旦を担おうとしているんだ。もちろんこれはエンターテイメントだけど学問的な要素でもあるんだ。我々は真剣になる必要がある」とポルノに対する見方を変えるべきだと主張している。
確かに、2017年には28.5億回訪問されているPornhubが人々に与える影響は計り知れないだろう。
是非、我々の生活を向上させるような研究結果をもたらしてくれることを期待したい。