アダルトサイト『Pornhub』が毎年恒例の年間レポートを発表
人気アダルトサイト『Pornhub』が公開する、毎年恒例の1年間総まとめ統計レポートが今年も発表された。2017年の世界中の総視聴時間や、人気ワード、人気女優など様々な統計が公開されている。2017年のPornhubへの総アクセスは285億以上とのこと。
Pornhubが毎年公開している1年間総まとめ統計『Year in Review』が発表された。今回で5年目。1年間を通して人々がアダルトサイトで何を探していたかが、ひと目で分かる。
2017年1年間で総アクセス回数は285億。平均1日8100万アクセスがあるという。
1年間の総データ転送量は3732PB。1ペタバイトは1000000ギガなので、約37億GB以上転送したことになる。毎秒約118GB転送している。37億GBあれば全世界のiPhoneの容量を埋めることができることができるらしいので驚きだ。ちなみに、2016の総データ転送量は31億GBなので、アダルトサイトの閲覧が増加していることが分かる。
今年を代表する検索ワードがこちら。「女性のためのポルノ」の検索が1400%上昇。女性がアダルトビデオに対してオープンになり、より多くの女性がPornhubを使用するようになったのかもしれない。
そして昨年日本でも流行したおもちゃ「ハンドスピナー」がなぜかランクイン。2017年5月頃に大流行し、5月のPornhubの検索ワードランキングの5位に輝いたとのこと。「ハンドスピナー(英語ではFidget Spinner)」と検索しどんな検索結果がでてくるのかは不明。
日本が語源である「Hentai」も今年急上昇したとのこと。日本語の変態とは意味が違うが、アニメのアダルトビデオを探す時に使われる検索ワードである。
今年の全世界検索ワード1位は「レズビアン」。2位が「hentai」で8位に「Japanese」もランクインしている。
今年から新たに公開している州別のトップ検索ワード結果もこの通り。多くの州の最も検索するワードが「レズビアン」なようだ。
Pornhubへのアクセス数が多い国ランキング。1位はダントツでアメリカ。日本は昨年よりワンランク上昇し、4位にランクインしている。Pornhubはこのアクセス数トップ20の国の個別の統計も発表。
気になる日本の2017年の国別統計はこのような結果となっている。日本のユーザーが最も検索した言葉は「Japanese」。なぜか「きぐるみ」がトレンドワードトップに。検索された女優1位は上原亜衣。
Pornhubは日本の結果について「他の国より198%も多く『放尿(Pissing)』と検索する国日本」と少し偏った国民性に注目。「ポルノ女優アサ・アキラ(アメリカで活動している日本人ポルノ女優)が言っていた『男性と一緒にシャワーに入り、彼があなたに小便をかけてこなければ、彼はそこまであなたのことが好きではない』という言葉は本当らしい」と日本人はみんな放尿好きだと勘違いされてしまっている。
さらに「『hentai』が他国に比べて338%多く検索されているのは、さすが『hentai』の生みの国。『3D』や『VR』の検索が急上昇していることから分かる通りやっぱ日本はテクノロジーを愛しているね」とPornhubは日本のことを分析している。
アクセス1位のアメリカはこのような結果になっている。国によって検索していることがどれほど違うかわかる。今年はトップ20の国ほぼ全てに「hentai」がトップ検索ワードにランクイン。全世界で「hentai」が急上昇している。フィリピンのトップ検索ワードの5位に「Japanese」があったり、ロシアにだけ「futanari(両性具有)」という日本語が語源の言葉がランクインしていたり、アルゼンチンに「Pokemon」がトップワード入りしているの興味深い。イタリアだけなぜか毎回「footjob(足コキ)」が上位に輝いていたりなど、アダルトサイトの検索ワード統計から様々な国ごとの特色が見えてくる。
他にも時間別のアクセス数や、性別ごとの統計など、Pornhubへの様々なアクセスを分析した統計結果はこちらのページで。Pornhubは他にも州別のよくある打ち間違えなども発表している。