Juicy JがThree 6 Mafiaの活動を再開したいと発言|他のメンバーの発言と矛盾

Three 6 MafiaのメンバーJuicy Jが、Three 6 Mafiaとしてまた音楽を作りたいと発言。『Beats 1 Radio』のインタビューでJuicy Jはメンバーに対する思いを語り、活動再開を実現できると明かした。

サウスの最重要グループThree 6 Mafia。DJ PaulとJuicy Jの2人を中心に90年代から活動してきたが、2008年に『Last 2 Walk』をリリースしたのを最後に10年が経過した。

メンバー同士の不仲が噂されており、先日もDJ PaulはJuicy Jを「金持ちだけど孤独なやつ」と非難している。DJ Paulは「DJ PaulだけがまだThree 6 Mafiaの資格を持っている」とSNSで公言し、他のメンバーは離れていってしまったと嘆いていた。

しかし今回の新たなインタビューでJuicy Jは「Three 6 Mafiaのメンバーでまた曲を作りたい」と語り、Three 6 Mafiaに戻りたいと明かしている。

Apple Musicのラジオ『Beats 1 Radio』に登場したJuicy Jは「始めた当初はあのメンバーが大好きだった。あいつらとまた何かするなら、俺は喜んでやるよ。ただ俺らは一度腰を据えて落ち着かなければならない。わかるだろ。いろいろ答えを見つけるために。でも何も問題ないし、もう仲は悪くない。全て愛だ。あいつらを愛してるよ」と、驚きなことにかなりメンバーに対してポジティブな考えを持っていることを打ち明けた。

しかし一方で、3ヶ月前に公開された『DJ Booth』のインタビューでは、DJ Paulは「Juicyはもう俺らで音楽を作らないほうがいいと思っているらしい。何回か聞いたけど、やりたくないって彼は言っていた。だから俺ももう終わりにするつもりだ。アルバム作りのためにスタジオに入るのは嫌だとさ」と、Juicy Jに活動再開を持ちかけたが、断られたと述べている。

もしかしたらこの3ヶ月の間にJuicy Jの考えが変わっただけかもしれないが、2人の発言が矛盾しているためにファンは混乱している。

今回の、活動再開への希望を持たせるJuicy Jの発言。Three 6 Mafiaの10年ぶりの新作となればヒップホップファンからすれば大ニュースだが、つい先日のDJ Paulのメンバーを批判する発言があったために、真相はつかめない。

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