Mac Millerが26歳で死去 | 薬物のオーバードーズか

今年リリースしたアルバム『Swimming』も話題となっていたラッパーのMac MillerことMalcolm James McCormickが死去したとTMZなど海外メディアが伝えている。まだ26歳の若さだった。

Mac Millerは現地時間の金曜日の正午頃、LAのサンフェルナンド・バレーの自宅で亡くなっているのが発見されたとTMZは伝えており、薬物によるオーバードーズが死因とみられている。

ABCローカルニュースによれば、警察は現在詳しい死因などを捜査中で、友人が倒れて意識をなくした状態の彼を発見し、911に通報したという。

家族はRolling Stoneに対して声明を発表し、死を認めている。さらに「彼は家族や、ファンにとって世界の明るい光だった、祈ってくれている皆さん本当にありがとう、私たちのプライバシーをお願いだから尊重してください。現時点では彼の死因の詳細はわかっていない」としている。

新たな音楽性を開拓しつつあった、才能あふれるアーティストの死は世界にとってとても大きな損失であるのは間違いない。

RELATED

故Mac Millerの遺作『Swimming』と『Circle』のアナログボックスセット『Swimming in Circles』が発売

2018年、突如としてこの世を去ったMac Miller。彼が死の直前にリリースしたアルバム『Swimming』と、今年1月に最後のアルバムとしてリリースされた『Circles』の2作のアナログバージョンをまとめたボックスセットの発売が、Mac Millerの遺族によって発表された。

故Mac Millerのデビューミックステープ『K.I.D.S.』の10周年を記念しアナログバージョンがリリース|未発表曲2曲を追加したデラックスバージョンも配信

2018年にこの世を去ったMac Millerのデビューミックステープ『K.I.D.S.』のリリースから、今年で10周年。今回、そんな同作のアナログバージョンと、未発表曲2曲を追加したデラックスエディションがリリースとなった。

Ariana Grandeが故Mac Millerについて「彼にとって音楽以上に大切なものは無かった」と語る

2018年に薬物の過剰摂取によって命を落としたMac Miller。生前の彼について、かつての交際相手であり先日はJustin Bieberとのコラボ曲”Stuck with U“をリリースしたAriana Grandeが語っている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。