LollapaloozaでのLil Pumpのライブがぶち上げすぎて時間を短縮される

先週開催されたフェス『Lollapalooza2018』に出演したLil Pump。シーンでも有数の人気を誇るラッパーのライブだけあってかなりの盛り上がりを見せたようだが、どうやら盛り上がりすぎたことが原因で持ち時間を予定より短くされてしまったようだ。

8/3(土)の午後のステージに出演したLil Pumpは、普段通りのエネルギッシュなパフォーマンスを披露した。観客は熱狂したが、モッシュピットの中でナイフを取り出した者が居たため、主催者側が彼のライブを危険と判断。ライブは予定より早く打ち切られることとなってしまった。

この件について、当然のごとくLil Pumpは抗議のコメントを発表。「Lollapalooza、よく聞け。お前らのやったことはクソだ。お前ら、みんなが激しくモッシュしたからといって俺のライブを止めたな。みんなびっくりしてたよ。俺がショーを止めたことでみんなショックを受けていたのに、お前らはそれでもライブをカットしようとした。暴動が起きるところだったぞ」と、ライブを短くされて観客が悲しんでいたことに対する怒りを顕にしている。

Lil Pumpのライブに参加していた複数のファンは、Twitterにて当時の状況を説明している。「Lil Pumpのライブのカオスは、最初の方からもう始まってたよ。曲は3回以上もカットされて、セキュリティが観客を押し戻そうとしていたんだ。5曲ぐらいでそうなっていたかな」と語るファンもいれば、「LollapaloozaのLil Pumpは俺が今まで観た中で最悪のショーだった。クソみたいに遅れて始まって、あいつは3回もステージを降りて、結局2曲しかプレイされなかった」とのツイートもあり、いずれにせよめちゃくちゃなライブだったということは伝わってくる。

Lil Pumpの次のライブは、是非まともな形で行われて欲しいものだが、彼にとってのまともとはなんだろうという疑問も残る。

RELATED

Gucci ManeやLil Pumpらがマイアミでマスク無しのパーティに参加していたことが報じられる

新型コロナウイルスのパンデミック以来、マスクは我々の生活にとって欠かせないものとなっている。マスクを着用しないまま人の密集する場所やパーティに足を運ぶことは自分自身や周囲を危険に晒してしまうこととなるが、今回、多くのセレブがマスクを着用せず集まるパーティが開催されてしまったことが報じられている。

Lil Pumpがドナルド・トランプの選挙集会に登場するも名前を間違えられる|複数のラッパーから批判も

アメリカでは今日が大統領選挙の投票日。世界中が選挙の動向を固唾を飲んで見守る中、ヒップホップシーンからも様々なラッパーが投票を呼びかけるなど、行動を起こしている。そんな中、先日トランプ現大統領の支持を表明し話題を呼んだLil Pumpが、なんとトランプの選挙集会に登場しスピーチを行った。

21 Savageが自身の楽曲と酷似したLil PumpとDoe Boyの楽曲について「収益の50%をくれ」と語る

先週、Metro Boominとのコラボシリーズの待望の新作『Savage Mode 2』をリリースした21 Savage。そんな彼が、最近発表されたLil PumpとDoe Boyの新曲について物申している。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。