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A$AP FergがPusha TとDrakeのビーフがリリシズムを復活させたと語る
Pusha TとDrakeのビーフは前者が"The Story of Adidon"をリリースしてからというものの、Drakeは沈黙し動きが止まってしまっている。一説ではDrakeはすでに反撃のための楽曲をレコーディングしていると言われているが、それがリリースされるかは曖昧な状況だ。それくらいPusha Tの"The Story of Adidon"が、強烈だったということだろう。
このビッグネーム同士のビーフに一際興奮している人物が出現、それは元々バトルラッパーというルーツを持つA$AP Fergだ。
FergはDJ Whoo Kidのポッドキャストに出演し、この両者のビーフについて語っている。「おれはあのビーフが好きだよ、おれたちにはこのビーフが必要だ、なぜならおれはNasが「ヒップホップは死んだ」と言ったとき、彼には心当たりがあったと思うんだけど、そのときと同じような感覚になった」という。
さらにFergは今のヒップホップからは「リリシズムの美学が失われていて、ただ上手いことを言うだけになっている」と語り、本を読んでさらにリリックをシャープに研ぎ澄ますことなどが失われてしまっていたが、「Pusha TとDrakeが復活させた」と主張した。
「おれがこのバトルをどれだけ喜んでいるかわからないだろ?」と続けるFerg、「このバトルでおれは再び音楽に目覚め、また音楽が聴きたくなった」と、最近の音楽に興味を失っていたFergのモチベーションをあげてくれるものとなったと話している。