21 Savageが「1番のラッパーなんかになりたくない、1番の大金持ちになりたい」と主張
いつの時代もヒップホップの世界では「今、最高のラッパーは誰か」という議論が絶えることはない。そして沢山のラッパ−が「俺が今1番ヤバいラッパーだ」と主張するのである。
例えば最近ではSmokepurppが同様の主張を行ったばかりだ。しかし、今ではアトランタ随一のラッパーとなった2 1Savageはそんな議論など、どうでもいいようだ。
先日、彼はTwitterにこのように投稿した。
i didn’t come here to compete i came to eat. Miss me with all that greatest rapper shit i wanna be the richest leave me alone i’m in my own world
— Saint Laurent Don (@21savage) 2018年4月11日
「俺はこの業界に争うために来たわけじゃない、飯を食うために来たんだ。1番のラッパーになるつもりなんてない。俺は1番金持ちになりたいだけなんだ。ほっといてくれ。俺は自分自身の世界にいるんだ」と21は主張。
つまり彼はヒップホップシーンでのプロップスなどどうでも良く、金さえあればいいというふうに考えているということなのだろう。
とはいいつつも、21 Savageが今のヒップホップ業界の中でも一二を争う存在であることに疑いの余地はない。過激なリリックと独特な声、フロウは彼唯一のものであり、Metro Boominとのタッグはいつも我々を期待させてくれる。彼自身がプロップスなどどうでも良くても、彼の今までのキャリアを振り返れば十分名声は獲得していると言えるだろう。
これまでFNMNLでも取り上げてように、21 Savageは子供達のためにチャリティーを作ったり、ジュエリーを身につけないと宣言したり、他の同世代のラッパ−たちとは違い、真面目な一面をのぞかせることが多かったが、今回のツイートもその独特な性格によるものなのかもしれない。
そんな彼は“Who Run It”ムーブメントに乗っかり、Juicy Jとともに“Who Run It”のリミックスを発表しているので聞いてみてはいかがだろうか。