フィーチャーされるはずだったDrakeの "God's Plan" についてTrippie Reddが言及

Drakeのニューシングル"God's Plan"は全米シングルチャートにおいて現在3週連続1位と大ヒットを記録している。しかし、この曲の成功に乗り損なった者もいる。この曲のリークされたヴァージョンには、オハイオ出身の新鋭ラッパーTrippie Reddのパートが含まれていたが、公式リリース時には彼のパートがカットされていたのだ。

1月末のリリースから1ヶ月も経っていないが、この曲は既に大ヒットとなりっている。プロデューサーのBoi-1daはこの曲が「すぐさま」ヒットすることが分かったと話しているし、また Drake本人はこの曲のミュージックビデオについて「これまでのキャリアの中で成し遂げた最も重要なもの」とまで呼んでいる

しかしながら、Trippie Reddはこの成功を味わえなかった。"God's Plan"がリリースされる前、Trippie ReddのDJがニューヨークのパーティーでこの曲の初期ヴァージョンの断片が流されたが、このリークを聴いた多くのファンは、Trippie ReddがDrakeの楽曲に参加しているものだと考えていた。

リリースされたバージョンで、Trippie Reddが外されている理由は明かされていないが、彼のDJは「曲の断片がリークしてから長い時間が経っていた。去年からだったから。そして、Trippieは彼のヴァースの半分を終えていただけだったんだ。Drakeは話題性を膨らませたかったのだと思う。DrakeとTrippieは一緒に良いものを作ってたよ。」とコメントをしている。

また、今週木曜日には、1人のファンがDrakeのInstagramの投稿に、「お前は巨大なチャンスを逃した」とTrippie Reddをタグ付けてコメントをしている。これに対し、Trippie Reddは「その通りだね。だけど俺はこれについて卑屈になったりしないよ。まだまだ機会を得るための時間はたくさんあるからね。」とリプライをしている。さらには、ここには今後のコラボレーションの可能性を示唆するかのような"1400/OVO"という意味深なメッセージも添えられている。

  実際、"God's Plan"のリリース後からTrippieがスタジオでDrakeや40と共にいる姿はSNSを通して露出しており、またTrippi自身も「作品ができているよ、まだミックスやマスターが必要だけど」と、Drakeと共に制作を行なっていることを匂わす発言も残している。

したがって、今回はNo.1を生むことができなかったTrippie Reddであるが、遠くない将来に彼のOVOとのコラボレーションが見られる可能性は十分に期待できるといっていいだろう。

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