Kris WuがTravis Scottをフィーチャーした新曲"Deserve”の歌詞に込めた意味とコンセプトを解説
EXOの元メンバーで、現在Kris Wu名義でソロで活動しているウー・イーファン。歌詞解説サイト『Genius』のインタビュー動画に登場し、新曲”Deserve”の歌詞の意味を語った。
Travis Scottをゲストに迎えたKris Wuの新曲は、米iTunesで1位を記録する大ヒット。インタビュー動画で彼はバースごとに”Deserve”の歌詞の意味とコンセプトを解説した。
1バース目:
”I got all this money, so I know you won't expect this.
Runnin' on the low-low, but I know that you interested”
この歌詞は「クラブの前にいるのを想像してほしい。並んでる女の子を見つけて、アイコンタクトをする。そこから何かが始まる。『俺はKris Wuだ。金はある。絶好調だ』って彼女に言うんだ。彼女は俺のことをうぬぼれたアーティストだと思うかもしれないけど、確実に俺に興味を持っているのが分かる。控えめな態度を取ろうとしているけど、彼女も自分で分かってる」という状況。
そしてそれに続くのが
”I just made a call, you and your girls is on the guest list. Maby you’re still liquor, but I swear I wanna French kiss”
「みんな長い列でまだクラブに並んでるから、VIPで入れる俺は並んでるホットな子とその友達を中に入れてあげる。中に入ったらシャンパンとかヘネシーを飲んで始めよう」と、列に並んでいる子をクラブに入れてあげて、一緒に飲み始める描写だ。
2バース目:
”Rollie on my wrist, I'm trynna chill, but still I'm flexin’.
Baby, you a star and all these others girls is extras.
I been on the block, I'm trynna build with you like Tetris”
ここは「俺はスウェットにパーカーみたいな格好でクラブに行く。おとなしい感じでね。腕にシンプルなロレックスの時計ぐらいはつけるかも。ガツガツする必要はないんだ」というメッセージだそうだ。
ブリッジ:
”Listen, listen, know you trippin', trippin', you won't catch me slippin', oh. Racks on me, spend it all on you, I ain't scared of tippin', oh”
「俺といれば必要なものは全て手に入る。一緒にいれば間違いない。ちゃんとめんどうを見るよ」と彼女を安心させる意味を込めている。
そこから
”Facts on me, I ain't spittin' fiction, say it with conviction, oh
You a vixen, I been checkin' for you, don't know what you missin’”
で、逆に「俺と一緒にいない女の子は全てを逃している。俺が誰かも知ることができないし、俺についてなにも知れないまま。残念だね」だと言う。
コーラス:
Girl, you know that you a freak, yeah, yeah, yeah
Shawty, you belong with me, yeah, yeah, yeah
You don't gotta sleep alone, yeah, yeah, yeah
Baby, you deserve a song, yeah, yeah, yeah
最後にコーラスは「このコーラスのコンセプトとバイブスは、彼女をバカにしていること。嘲ると言っていいぐらい。『お前は変人なんだろ?お前をゾーンに入った状態にしてやるから、これより先に行ってみようぜ。あと、お前に歌を歌ってあげるよ。お前はその価値がある子だからね』」と、バカにするようにその子を扱う歌詞であり、この曲の1番のコンセプトだとのことだ。
新曲"Deserve”の歌詞に込めたメッセージをKris Wu本人が解説する動画はこちら。