Kendrick Lamarの"DNA."の替え歌で就活の自己PRムービーを制作

多くの人にとって履歴書を書くことは煩わしい作業であるが、アメリカのフリーランスデザイナー・Dwayne Kirklandはこれを楽しくやってのけているようだ。

彼がニューヨークを拠点とするデジタルエージェンシー・Vayern Mediaでの職に応募するために作った、自己PRを"DNA."のパロディーに乗せてラップする動画が現在YouTubeで再生回数を伸ばしている。

 

ラップで彼は以下のように自分の経歴を語っている。

“I got, I got, I got, I got internship on internship inside my resume
In that visual communications I got BFA
Every time I get behind computer I make a souffle
I can fix your homie website, I can even illustrate"

「インターンシップにインターンシップを履歴に重ねてきた。ヴィジュアル・コミュニーケションで美術学士もとった。コンピューターの前に座るといつも、スフレを作るんだ。あなたの大事なウェブサイトを直せるし、デザインだってできる。」

さらに彼は、職場での建設的な批判を受け入れることもできることも強調している。

“I’m a hard worker and you can criticize
And I won’t take it personal
I know there’s room to rise"

「俺はハードワーカーで、批判も受け入れるし、批判を個人的なものとして取らない。自分に伸びしろがあることも知っているんだ。」

"DNA."は、Kendrick Lamarが今年リリースしたアルバム『DAMN .』からの"HUMBLE."に続くヒット曲。Billboard Hot 100で4位にランクインし、アルバムをダブル・プラチナムに導いた。プロデュースを務めたのはMike Will Made-It。

もし就職活動中でラップに自信がある方がいたら、自己PRの参考にしてみてはいかがだろうか。

(辻本秀太郎)

 

RELATED

Kendrick Lamarの評伝『バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝』が河出書房新社から刊行

トップラッパーKendrick Lamarの初の本格的な評伝『バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝』が、河出書房新社から12/2(木)に発売される。

Kendrick Lamarらによる新会社pgLangがCalvin Kleinとコラボしたショートフィルム8本を公開

昨年、Kendrick LamarやBaby Keem、ビデオディレクターのDave Freeらによって設立が報じられた新会社pgLang。そんな同社がCalvin Kleinとコラボして制作した8本のショートフィルムを先週公開した。

Kendrick Lamarのエンジニアが「彼には6枚アルバムを作れるだけの未発表曲がある」と明かす

長らく新作のリリースを待ち続けられているKendrick Lamar。アルバムは未リリースながらコンスタントに制作を行い続けているという彼は多数の未発表曲の存在が噂されているが、今回、彼のエンジニアをキャリア開始当初から務めているMixedByAliが未発表曲の数について語っている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。