Bruno Marsが水道汚染危機のフリント市へ1億円寄付
Bruno Marsが12日、米ミシガン州デトロイトでのソールドアウト公演中に、そのツアーの収益から約1億円をミシガン州のフリント市へ寄付すると発表した。
フリント市で現在起きている危機的な水道汚染問題。鉛による水質汚染が発覚し、非常事態宣言までされアメリカ史上最悪の水汚染公害となった。2014年に始まり、体調不良を訴える人が続出。これまでに10人の死者がでている。現在もこの深刻な問題は依然として続いている。
Bruno Marsはミシガン州でのコンサート中に「君たちがこれほど愛とサポートする姿勢を見せてくれて感謝している。何か特別なことがしたい。今夜100万ドルをフリント市に寄付する」と突然発表。会場は歓声と拍手に包まれた。
彼は「僕と共にこの大義を支援してくれるミシガンのオーディエンスにとても感謝している。数年経った現在もフリント市の住民たちの困難は続いており、そしてこの災難に襲われたブラザー・シスター達のことを忘れないことがとても重要だ。人として、なによりアメリカ人として一緒に立ち向かい、どのコミュニティでも二度とこのようなことが起こらないようにしなければならない」と、MTVへのプレス声明で発言。
今回の寄付はフリント市の水汚染公害を対処している『Community Foundation of Greater Flint(CFGF)』へ届けられる。「私達CFGFはこの寄付を大変光栄に思っており、心から感謝している」「彼の1億円の寄付金はフリント市の子供たちと家族に大きな影響を与えることができる。彼はフリント市の住民たちが直面している問題を理解しており、私達は彼の心遣いと寛大さに感動している」とRolling Stoneにて声明を発表した。
ミシガン州のコンサート中、寄付を発表した瞬間の動画がこちら