Rolandから名機『TR-808』、シンセサイザー『SH-101』をコンパクトなボディに凝縮した2モデルが登場

Rolandはコンパクトなボディながら本格的なサウンドを搭載した「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ」の新モデルとして、リズム・コンポーザー『TR-08』とシンセサイザー『SH-01A』を、9月下旬より順次発売する。

「Roland Boutique」シリーズは1980年代に活躍したアナログ・シンセサイザーの分厚く個性的なサウンドを気軽に楽しみたいというシンセサイザー愛好家に向けたもので2015年に発売された。

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シンセサイザー『SH-01A』(写真左/別売の専用キーボード・ユニット付き)とリズム・コンポーザー『TR-08』(写真右)

今回発売する新モデルは、1980年代のヒップ・ホップ、ダンス・ミュージック、さらには現代のポップ・ミュージックにまで大きな影響を及ぼしたリズム・マシン「TR-808」と、特徴的な音色、シンプルな操作感、当時手頃な価格で人気を博したアナログ・シンセサイザー「SH-101」のイメージを踏襲したモデル。

独自技術「ACBテクノロジー」により、オリジナル機の音の特徴や回路の振る舞いまで忠実に再現。さらに、現代の使用シーンにあわせて、USBオーディオ/MIDI対応など使いやすい機能も搭載し、実用性が高まった。

さらに同シリーズ共通の、A4ファイル半分程度の小型ボディに機能を凝縮。電池駆動に対応し、小型スピーカーも内蔵しているので、場所を選ばず使用ができる。

https://www.roland.com/jp/news/0759/

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