激動の韓国を映し出すドキュメンタリー『パーティー51』の自主上映を募集中
現在韓国が大きく揺れている。パク・クネ大統領の個人的な友人が国政に介入していた疑惑で、捜査のメスが大統領にまで及ぼうとしている。
その疑惑に対して多くの人がソウル市内でデモを行っている。先週末に行われたデモでは100万人以上の人が参加したと言われている。
その少し前2009年〜2012年、パク・クネ大統領がちょうど誕生しようとしていた時期に、韓国でミュージシャン達がどういった行動を起こし、韓国の社会に対してどういった問題意識を持っていたのかを、映したドキュメンタリー映画が『パーティー51』だ。その映画『パーティー51』の自主上映企画を、Offshoreが呼びかけている。
上映にかかるルールは以下の通りだ。
上映料金:チケット売上(動員数×チケット代)金額の30%
上映期間:2016年11月14日(月)〜2017年1月31日(火)まで
上映メディア:DVD(Offshore山本より送付します。送料は上映担当者の方でご負担ください。)
上映料金:1000円(税込)以上であれば自由に設定していただけます。
上映場所:会場の種類は問いませんが、不特定多数の人が訪れることのできる公開された空間で上映してください。※なお、なるべく多くの地域で上映していただくため、上映をご希望される方1組で1回の上映とさせていただきます。
上映の手順:
・上映希望日を第2候補まで info.offshoremcc@gmail.com へおしらせください。
・他の上映希望者と日程を調整して、希望日に沿えるかどうかご連絡します。
・上映場所、時間、チケット料金や定員数など、詳細を決定してください。Offshoreでも宣伝します。
・DVDは上映日前日までにお送りします。必ず上映時に使用するプレーヤーで上映ができるかチェックしてください。
・上映終了後、チケット売上金額をお知らせいただき、DVDを返送してください。
※別の上映会場へ送っていただく場合もあります。
・上映終了後、1週間以内にチケット売上金額の30%をお振り込みください。
『パーティー51』はソウルの弘大(ホンデ)地区で活動するミュージシャンが、地域開発により家賃が上昇し、ライブハウスも減少、将来への不安も増す中、食堂トゥリバンのオーナー夫婦と出会う、GS建設によって建物が買収されトゥリバンから追い出された夫婦であったが、二人は建物に侵入し立てこもり、それを音楽家たちはサポートし、建物の中で連日ライブを開催する模様を追った映画だ。
来日公演が話題を呼んだYamagata Tweaksterやフェギドン・タンビョンソン、日本の即興・実験音楽シーンとの交流の深いパク・ダハムといった、韓国インディー音楽シーンのキーパーソンたちが多数出演している。
出演者の1人である、パク・ダハムはTwitterでこう呼びかけている。
今回の機会を通じて上映を組織して話を一緒に分かち合うことができれば、良いスタートになるようです。ま、言葉が様々な面で長かったけど、今回の<パーティー51>自主上映企画に多くの関心お願いしながら、多くの話が来て行きたいです。
— park daham (@pdh_) 2016年11月16日
『パーティー51』の上映に興味がある方はOffshoreの詳細ページを確認してみてほしい。