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カナダの警察が「危険過ぎるので近寄らないで」とアナウンスしたポケモンジムとは?
Pokemon Goが日本でローンチされ、街なかでポケモントレーナーの人を見かけない日はない。しかし駅や道路にて事故が発生したり、神社仏閣の雰囲気を損なうとして、メディアやSNS上では批判も出ている。
日本の警察や神社などは、危険な場所や観光地ではプレイを控えるようにアナウンスしている一方で、カナダでは恐ろしく「危険な場所」がポケモンジムになっていることが発見され、カナダ警察がプレーヤーに注意を促している。
ポケモントレーナーたちが育てたポケモンを戦わせるための場所「ポケモンジム」の1つになってしまったのは、悪名高きバイカーたちによるギャング集団「ヘルズ・エンジェルス」のクラブハウスだったのだ。
このThe Coquitlamクラブハウスはバンクーバー近郊のヘルズ・エンジェルスが集まるクラブハウス。もちろん報道されたり映画にもなっているように、ヘルズ・エンジェルスとはアウトローのバイカーたちが組織した非合法・反体制のバイカー犯罪集団である。
クラブとしてはそれらの行為は個人的なものとして否定しているが、1969年のローリング・ストーンズ主催のオルタモント・フリーコンサートにて警備を担当していたヘルズ・エンジェルスのメンバーが観客を殺害する事件があったり、数えればきりがないほどのヘルズ・エンジェルスによる犯罪行為がは報告されている。
カナダの警察は「子どもやお年寄りがあのクラブハウスに近寄らないように警告をしています。ポケモンジムとしてあのクラブハウスは不適切です」と声明を出す一方で、ヘルズ・エンジェルスのスポークスマンも「我々のクラブハウスはポケモンジムにはふさわしくない」と同じように発表している。
via Netshark