2017 Best Or Worst by YODA (CUP AND CONE)

2017年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。

東京・雑司が谷に実店舗を構えるショップCUP AND CONEのオーナーのYODAによる今年のベストは?

2017 Best by YODA

MILK - 『ALL ABOUT MILK』

1007515104

コメント

アンプがJCしか無いライブハウスなのに、エフェクターを忘れてきてしまったかのようなサウンドで、ハードコアパンクに本来不可欠であるはずのギターのディストーションと引き換えに、異常なまでのキッチュな魅力を獲得している彼ら。

しかし、このアルバムを聴き進めるほどに、その特徴的なローファイサウンドは、MILKを構成する要素のうち、表層のほんの一部分であることに気付かされます。

パワーコードで紡がれるキャッチーなリフ。BPM以上のスピードとクイックネスを感じさせる、研ぎ澄まされたアレンジ。そして、等身大の苦悩と叫び。そのどれもが素晴らしいMILKの楽曲群は、ギターの音が歪んでいようがいまいが、まさにハードコアのド真ん中ではないでしょうか。

EPや、他バンドとのスプリット、コンピへの提供などの音源だけを残して、
活動を終えてしまうバンドもたくさんあるなかで(それはそれでスタイルなのですが)、きちんとまとまったアルバムを残してくれて、いちファンとして、とても嬉しいです。
日本のパンク史に残る大名盤だと思います。

来年の告知

今度の3月で、店を始めて5周年になります。
といっても今までと変わらずマイペースに営業していきますので、
気が向いたら遊びに来て下さい。

YODA (CUP AND CONE)

02

CUP AND CONE オーナー
http://www.cupandcone.jp/

RELATED

ベストサマーチューン 2018 Selected by YODA (CUP AND CONE)

FNMNLの夏の恒例企画『ベストサマーチューン』。アーティストやブランドデザイナー、ショップオーナーなどの方々が、思い思いの2018年の夏の1曲をピックアップ。暑すぎる今年の夏のお供に選ばれるのは、一体どんな楽曲たち?

2017 Best Or Worst by ANI(スチャダラパー)

2017年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。

2017 Best Or Worst by Giorgio Blaise Givvn

2017年も音楽、ファッション、それぞれのシーンの内外で様々なトピックが生まれた1年だったのは間違いなし。そんな1年をFNMNLに振り返る企画『2017 Best Or Worst』。アーティストやデザイナー、ショップオーナーなど様々なジャンルで活躍する方々に、個人的なベスト、もしくはワースト、もしくはその両方をピックアップしてもらい激動の2017年を回顧する。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。