ドラッグを摂取してIKEAの家具を作るドキュメンタリー『HIKEA』の背景とは?

CULTURE  2017.05.09  FNMNL編集部

ヨーロッパ発祥で日本でも人気の家具量販店『IKEA』は、低価格でありながらオシャレなデザインの家具が多く世界中で愛用されている。しかしながら 『IKEA』家具の特徴は全て自分で組み立てなければならないDIY式であること。その組み立てが相当複雑で難しく誰もが苦戦することでお馴染み。

『HIKEA』はただでさえ組み立てるのが難しい『IKEA』の家具を、LSDやマジックマッシュルームを摂取した人がハイになった状態で組み立てることに挑戦する姿を動画に収めたドキュメンタリーである。『HIKEA』のビデオについてはSampling-Loveのブログにて紹介されているが、この記事ではもう少しそのプロジェクト背景について紹介する。

「ただでさえ誰もが難しく感じる『IKEA』の家具をハイな状態で組み立てるのは不可能に近い。なのでドラッグを摂取した人がこのお手頃価格の家具を組み立てている姿を動画に収めてドキュメンタリーシリーズにしたら面白いはずだ。それに(ハイとイケアを組みわせたハイケア)『HIKEA』と口にするだけで面白い」という考えのもとでHunterとAlex、2人のプロデューサーによって『HIKEA』は誕生。

 

ニューヨークの大手広告代理店BBDOで働いていたベテランのコピーライターHunterとAlexはある日、IKEAの家具を組み立てるのは難しくてストレスが溜まるという話をした。ハイな状態でIKEAの家具は絶対に作れないと言った友人の言葉が発端となり、HIKEAというダジャレのような語呂合わせから2人はこのウェブシリーズのアイディアを思いつき製作開始した。撮影チームを雇い、出演者はネットで募集し、この思いつきから次の年には配信開始したとのこと。

当初は実際にドラッグを摂取して家具を作ってもらう人を探すのに苦労すると予想していたが、出演者をネットで公募したところ多数の連絡が来たとのこと。ただドラッグを手に入れたいだけの中毒者からの連絡や、様々な奇妙な人々からも応募が来るのが面白いとHunterはThe Daily Dotの記事で語っている。

 

現在男女2人がLSDを摂取してから一緒に棚を作る第1話と、男性がマジックマッシュルームを摂取してから机を作る第2話が配信されている。第一話は配信から10日で250万再生を突破。キノコで男性がラリる第2話はYoutubeに投稿後一旦運営側に動画を削除されたが、後日18歳未満閲覧禁止の注意書きつきで再度公開された。今年4月からAmazonプライムビデオでも配信開始となった。

HIKEA

いまのところ撮影されたのは現在公開している2話のみだが、IKEAからお叱りが来ないかぎりは今後もこのシリーズの制作を続けることを考えているとのこと。IKEAはスウェーデンの企業だからクールだろうし、きっと『HIKEA』を気に入ってくれるはずだと、あまり心配はしていないようだ。

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