結成10年を迎えたBuraka Som Sistemaが活動休止の理由を語る

MUSIC  2016.04.05  FNMNL編集部

2006年の結成から10年、ノンストップではしりつづけ音楽の開拓者として愛されてきた、ポルトガルはリスボンを拠点に活動するトロピカルベースサウンドの先駆者Buraka Som Sistema(ブラカ・ソム・システマ)。多くのファンから惜しまれながらも、ついにグループとして音楽活動の第一線から身をひく決心をしたことを発表した。

「僕らはまるですてきな偶然の賜物だったよ。結成から今まで、すべてが止まらない特急列車のようだった。ちょっと立ち止まって話し合おうなんて、そんな時間は僕らには一切なかった、ひたすら突き進んでいたよ」と、Buraka Som SistemaのリーダーであるJoão Barbosaはふり返る。

活動休止の主な要因は、あまりにもバンド活動に集中しすぎていたということ。Barbosaはじめメンバーらは、そろそろ落ち着いて、それぞれの人生を味わう時間が必要になったと気づいたのだそうだ。リーダーのBarbosaは、10年間音楽活動を続けてきて、「ツアーから制作まで、人生の大半がBurakaでの活動に集中していた。ソロ・プロジェクトをやってみたり、レーベルを持ったり、家族をつくったり。自分たち自身の時間を十分に持つことができなくなっていたんだ」と語っている。

「ある日、ツアーが終わって次作に取りかかろうとした時、いいアイディアが全然浮かばなかったんだよね」と彼は言った。「それによって、僕らがこれから作ろうとしている音楽は今まで以上のものにならないかもしれないって思わされたんだ。だから、僕らは活動休止して一旦おやすみすることで、新たなインスピレーションを受けるきっかけになったり、また何か違うプロジェクトをはじめられるんじゃないかと感じて、今回の活動休止を決心した。それに、ラジオやテレビ番組、ダンス・レッスンまで、エンターテインメント業界でまた他の夢を目指すのもいいことだと思うんだよね。自分たちの思いを伝える方法はほかにもいっぱいあるんだ。」と、活動休止に対する前向きなメッセージを述べている。

 

Buraka Som Sistemaの結成から10年の年月がたち、当時10代はじめであったキッズたちは今や次の世代を担う20代に突入している。そんな若者をサポートするためにも、Buraka Som Sistemaはその地位を一歩ゆずるのだそうだ。彼らが、リスボンで行う最後のライブは、実はバンドが主催する初めての音楽フェスティバルとなる。Burakaは「バンドと同じスピリットを持たせたフェスティバルをつくりたいんだ。Lisbonの街でBuruka Dayをね」と、今後はバンドとしてはなく音楽イベントとしてバンドの意思を継いでいく思いを語っている。

その前に、現在Buraka Som Sistemaはファンのための最後のツアー真っ最中である。

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