Nipsey HussleがLAで複数回の銃撃を受ける

今年のグラミー賞の最優秀ラップアルバム部門に最新作『Victory Lap』でノミネートされていたラッパーのNipsey Hussleが、LAのハイド・パーク近郊のクレンショー地区にある自身のアパレルショップの外で銃撃を受けたとTMZが伝えている

2017年にオープンした自身の店、Marathon Storeの前で起こったこの事件、目撃者によれば銃撃は複数回に渡ったという。またTMZの最新情報によればNipseyを含め3人が銃撃を受け、病院に搬送されたがそのうちの1人が死亡したとのことだ。犯人は1人で乗り物で逃走したとも目撃者は述べている。

Nipsey Hussleはクレンショー地区出身で2大ギャングの1つCripsに所属している。しかし彼は敵対するBloodsの一員であるYGやThe Gameとも楽曲を制作しており、YGのトランプ大統領批判曲"FDT(Fuck Donald Trump)"でも共演を果たしている。

今はただNipsey Hussleの無事を祈るのみだ。

 

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